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Excelコーポレートファイナンス実務入門

~ 実際のデータからのWACC計測、FCF予測、企業価値評価のプロセスを習得 ~

【開催日】 2017年12月 1日(金) 9:00~16:30
【講 師】 小林 武
【受講料】 54,000 円(税込)

ワークショップの特徴

 ビジネスマンにとって、事業投資の評価や資金調達の意思決定の判断となるコーポレートファイナンスの知識は不可欠のツールとなっています。一方、コーポレートファイナンスの習得には、フリー・キャッシュフローや資本コストなど、難解な議論も多く書物などによる独習では困難を伴います。
 内外の金融機関で20年以上にわたり、様々な企業価値評価や資産運用業や金融市場分析に携わり、セミナー・研修講師経験が豊富な小林武氏を迎え、本ワークショップでは、コーポレートファイナンスに関する理論を体系的かつ包括的に学んだ上で、実務に応用できるようになることを目指します。
 講義では、実際の企業の株価や財務データを用いたEXCELの演習を随所に取り入れながら実践力を養成し、実務的な視点を織り交ぜながら、日本企業およびグローバル企業のコーポレートファイナンスに関するケースを数多く取り上げ、いかにファイナスのツールをビジネスの意思決定に活用していくかに重点を置きながら講義を進めます。
 本ワークショップを受講することにより、実際のデータを使った資本コストの算定や企業価値評価の実践的なスキルを身に付けることができます。


こんな方におすすめ

  • 金融機関、事業会社、商社、監査法人、ITにお勤めの方で、コーポレートファイナンス実務基礎から応用までを身に付けたい方、ファイナンスの理解を深めたい方に対し、企業価値評価などにおいてお役に立てるようにわかりやすく説明いたします。

実施スケジュール

日 程 2017年12月 1日(金) 9:00~16:30(6.5時間)
定 員 25名
(先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます)
会 場 シグマベイスキャピタル株式会社 教室
東京都中央区日本橋茅場町2-9-8 茅場町第2平和ビル 3階
アクセス 東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車 2番出口より徒歩1分
東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩4分
東京メトロ 銀座線・東西線、都営地下鉄 浅草線「日本橋」駅 徒歩8分
詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます)

講師

講師写真 小林 武

名古屋商科大学経済学部・同大学院 マネジメント研究科 教授


日本証券アナリスト協会検定会員

慶應義塾大学商学部卒。ファイナンス修士(フランスグランゼコールHEC経営大学院)。博士(経営学、筑波大学大学院ビジネス科学研究科)。
20年以上にわたり、東京銀行、格付投資情報センター、バークレイズ・グローバル・インベスターズ、三菱UFJモルガンスタンレー証券、NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング(新日鉄住金ソリューションズ子会社)にて信用リスク管理、企業評価、資産運用、リサーチ業務等に従事。名古屋商科大学および大学院にてファイナンス、金融論、金融政策論、マクロ経済学の講義を担当。
研究分野は資産価格評価モデル、応用計量経済学。
弊社通学制スクール・専門科「クレジットリスク分析コース」講師。


主な論文

  • “ Regime Switching Dynamic Nelson-Siegel Modeling to Corporate Bond Yield Spreads with Time-Varying Transition Probabilities ”
    Journal of Applied Business and Economics, 19(5), 2017
  • "Term Structure of Credit Spreads and the Macroeconomy in Japan: A Global Factor Approach" (Procedia Economics and Finance Volume 30, 2015)
  • 「本邦社債スプレッドの期間構造と予測:Nelson-Siegel モデルを用いた実証分析」 『現代ファイナンス』No. 31, 2012年

カリキュラム

第1部 イントロダクション(45分)

講義のはじめとして、コーポレート・ファイナンスの基本的な考え方やその役割について概観します。また、異なる時点に発生するキャッシュ・フローの価値を定量的に扱う方法を説明します。

  • コーポレートファイナンスの全体像
  • 資金の時間価値

第2部 リスク・リターンと資本コスト(2時間)

ファイナンスにおけるリスクとリターンの概念を踏まえた上で、株主・債権者に対する報酬としての資本コストの考え方を解説します。

  • 個別証券のリスクとリターン
  • ポートフォリオのリスクとリターン
  • β(ベータ)と資本資産価格モデル(CAPM)
  • 加重平均資本コスト(WACC)
  • レバード・ベータ、アンレバード・ベータ
  • 非上場企業の資本コスト計測

第3部 投資の意思決定(2時間)

会計上の利益との違いを意識しながら、企業価値評価の基礎となるキャシュフローの考え方を学びます。また、どのような事業を選べば良いか、いくつかの選択肢のなかからどのように選べばよいのかといった投資プロジェクトの基本的な考え方について説明します。

  • キャッシュフローと企業経営活動(FCF)
  • フリー・キャッシュフロー
  • 投資の判断基準
  • リアルオプションによる投資意思決定

第4部 企業価値評価(1時間15分)

これまでの理論を踏まえ、株主価値や企業価値を実際に求めるためのDCF手法を具体的な日本企業のケースを通じて解説するとともに、海外企業評価の留意点や企業価値を向上させるための企業が取り組むべき具体的な施策について議論します。

  • 企業価値評価のフレームワーク
  • 株式評価(配当割引モデル)
  • エンタープライズDCF法
  • 海外企業の価値評価の留意点
  • 企業価値を向上させるための具体的施策

第5部 確認テスト(30分)

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ワークブック

講義資料

  • ・カリキュラム内容をカバーした詳細なパワーポイント資料とExcel演習資料を当日配布します。

参考書籍

  • ・新井富雄 (著)、 高橋文郎 (著)、 芹田敏夫(著)『コーポレート・ファイナンスー基礎と応用』(中央経済社 2016/3/25)

参考サイト

受講料

54,000 円(税込)

【割引料金のご案内】

  • ・法人のお客様からのお申し込みで、同一法人より2名以上同時派遣される場合、1名あたりの受講料は1割引の「48,600円(税込)」とさせて頂きます。 備考欄に同時申込者の氏名をご記入の上、送信してください。
  • ・お支払い方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、差額分を返金いたします。

お申し込み方法

WEB申込

下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
お申し込みになる日程をご確認いただき、ボタンを押してください。
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

ワークショップ お申込み

12月 1日(金) 9:00~16:30

お申込みに関する注意事項

  • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
  • お申込み状況により、延期または中止になる可能性があります。
    開講前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。
    受講料をお支払い済みの方には、受講料を返金いたします。
  • セミナーの開催確定後、その旨のご連絡と併せ「受講証」「請求書(希望された方)」をメールにてお送りします。
  • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、受講料の請求書をお送り致しますので、所定の金額を全納してください。
    ※原則、実施日までにお振込をお願い致します。ただし、法人でお支払いの場合は、御社の「締め・支払い」規程に基づき、受講料をお振込頂ければ構いません。
  • セミナー当日は、「受講証」を必ずご持参ください。
  • 開催前日および当日のキャンセルはお受けしかねます。予めご了承ください。

お申込みに関するお問合せ

 電話番号:03-3665-8191