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アクチュアリー1次試験対策講座 損保数理科目

ご要望に応じて時間・内容をカスタマイズ致します。お気軽にお問合せください。
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研修プログラムに関するお問い合わせ

   お電話の場合:03-6222-9841(代表)

特徴

  • 試験対策に精通している講師が、直近数年間の過去問をはじめとする演習問題を用いながら、短期合格のためのポイントを解説します。
  • 損保数理の試験は、数学的な計算処理能力が全科目の中で最も強く要求されます。講義では、試験問題を素早く正確に解くために有効な解法テクニックや計算テクニックを紹介するとともに、過去問の傾向からして習得すべきと考えられる手法に的を絞って解説します。
  • 各講義で取り上げる問題は、事前に指定します。メール等を通じて受講者からの質問や要望も受け付け、講義内容に反映させます。

受講対象者・研修時間など

対象者 アクチュアリー試験の短期合格を目指す方。
損保数理科目について、試験問題に特有の解法テクニックや、過去問の傾向を習得したい方。
時 間 14時間(講義:3時間×4回、模擬試験:2時間)
備 考 以下に示す参考書籍について、受講生自身が持参することを推奨します。

カリキュラム例

第1回 数学・損保数理共通分野&問題演習(3時間)

  • 問題演習
    事前に指定した過去問ないし配布した演習問題を通して解法テクニック、ショートカット解法を解説。
  • 数学・損保数理の試験問題を素早く正確に解くための計算テクニックの解説
    級数や積分の楽な計算方法、確率分布の作り方、様々な母関数の利用、分布どうしの関係の利用、条件付期待値の利用など。

・参考書籍<各自持参推奨>
 『リスクを知るための確率・統計入門』

第2回 損保数理全体&問題演習(3時間)

  • 過去問演習
    平成25~26年度の損保数理の問題を通して過去問解答集には載っていない解法テクニック、ショートカット解法を解説。
  • 独習できる分野と特殊な分野の整理
    独習できる分野(クレーム総額分布の求め方、有限変動信頼性理論の計算問題、ミニマムバイアス法、支払備金の決定論的な各手法など)と特殊な分野(積立保険ほか)を整理し簡潔に解説。

・参考書籍<各自持参推奨>
 『損保数理』
 『リスク・セオリーの基礎』

第3回 損保数理の新分野&問題演習(3時間)

  • 問題演習
    事前に指定ないし配布した演習問題を通して解法テクニック、ショートカット解法を解説。
  • 損保数理の新分野で習得しておくべき手法の解説
    漸近理論、ベイズ統計学、GLM、保険料算出原理、リスク尺度、極値理論、コピュラなど。

・参考書籍<各自持参推奨>
 『損保数理』
 『損害保険数理』

第4回 損保数理の古典的分野&全体の補足&問題演習(3時間)

  • 問題演習
    事前に指定ないし配布した演習問題を通して解法テクニック、ショートカット解法を解説。
  • 損保数理の古典的分野で習得しておくべき手法の解説
    ビュールマンの方法、破産理論など。
  • 全体の補足
    第1~4回全体に対する補足的な解説や補足的な問題演習。

・参考書籍<各自持参推奨>
 『損保数理』
 『リスク・セオリーの基礎』
 『損害保険数理』
 『リスクを知るための確率・統計入門』

第5回 数学模試(2時間)

・レベル設定=年金数理人会・能力判定試験・基礎数理 I レベル以上
・短答式と計算過程等の記述式
・担当講師による添削を行って、解答例とともに返却

参考書籍

本講座で用いる参考書籍をご紹介します。

上記カリキュラムに記載されている書籍については、各回の講義で持参されることを推奨します。

  • 岩沢宏和著『リスクを知るための確率・統計入門』東京図書
  • 『モデリング』日本アクチュアリー会
  • 藤田岳彦著『弱点克服 大学生の確率・統計』東京図書
  • 国沢清典編『確率統計演習2 統計』培風館
  • 『確率・統計・モデリング問題集』日本アクチュアリー会
  • 『損保数理』日本アクチュアリー会(平成23年2月改訂版)
  • 岩沢宏和著『リスク・セオリーの基礎』
  • 岩沢宏和、黒田耕嗣著『損害保険数理』(アクチュアリー数学シリーズ)日本評論社(2015年6月発行予定)