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金融エンジニアリング キーワード解説

EB債

EB債(exchangeable bond)とは、株式で元本が償還される可能性のある仕組み債である。償還対象となり得る株式は発行体とは異なる会社の株式が用いられるため日本語では「他社株転換可能債」や「他社株償還条項付債券」などと呼ばれている。

本来、EBのBがbond(債券)を表わすのでEB債と呼ぶのはおかしいが、慣習としてそう呼ばれる場合も多い。現金と株式のどちらで償還するかは発行体に選択権があるため、対象となる株式の株価が安い時に株式での償還となり、額面割れ償還の可能性がある商品である(その分、クーポンは非常に高く設定される)。また、満期までの期間が短い(1年以内)場合が多い。例えば、次のような商品条件となる。

発行体 A社
額面金額 100円
償還方法 ■満期時のZ社株価が基準価格未満の場合
  ⇒ Z社株式で償還する(償還株数=額面金額÷基準価格)
■満期時のZ社株価が基準価格以上の場合
  ⇒ 額面金額100%で償還する
基準価格 Z社株価 1,500円
クーポン 10%
発行日 2X01年6月10日
償還日 2X01年9月10日
利払日 2X01年9月10日(償還時に一括)

基準価格は商品設計時の株価より低く設定される場合が多いが、基準価格が商品設計時の株価に近ければ近いほど投資家の取るリスクが大きくなるためクーポンも高くなる。

ちなみに、欧米では本商品のことをRCB(reverse convertible bond)と呼んでいる。

なお、欧米でも exchangeable bond と呼ばれる商品が存在するが、欧米でそう呼ばれる商品の場合は他社株式に転換する権利は債券の投資家に与えられている。

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