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金融エンジニアリング キーワード解説

LIBOR

London InterBank Offered Rate の略。ロンドン銀行間資金市場における平均金利水準を示す。

英国銀行協会(BBA:British Banker's Association)が予め定めた複数の銀行から報告を受けて発表している。銀行の資金調達金利水準を示す(少なくとも定義上は)ので、報告銀行の信用リスク水準を反映した金利水準になる(はず)。

通貨毎に金利を報告する銀行の構成は異なるので、通貨毎にLIBOR金利の反映する信用力の水準も異なることになる。前提となる資金取引は2営業日後スタートで、利息は期日一括払い、金利は実日数÷360(但し通貨によっても異なる)で計算される設定である。この設定での資金取引金利の水準を各銀行が報告し、その平均を取ったものがLIBORである。期間は1ヶ月単位で1年まで。すなわち短期金利のみである。

昔からロンドン市場は先進国の中でももっとも対外的に開かれた「公平な」市場として知られており、国際間の資金取引における参照金利としてLIBORは広く利用されてきた。現在、日本を始め先進国の金融市場は開放が進み、以前のようにLIBORを使わなければならない必然性は薄れているが、デリバティブ取引などは慣習的にLIBORの利用が定着している。また日本の国内資金取引でもしばしば利用される。LIBORに対応する長期金利が「スワップ・レート」であり、この2つをまとめて「LIBOR=スワップ・レート体系」と称することもできよう。

さて、各種報道でご存じかと思いますが、2021年末をもってLIBORの公表が終了しました(米ドルの一部は2023年6月で終了します)。

LIBORの後継については、いくつか新たな指標金利が出来ていますが、シグマインベストメントスクールでは、「LIBOR代替指標に関する補足資料」として現時点での状況をまとめた資料を作成し、これまでに弊社講座をご受講いただいた皆様にご提供しています。ご希望の方は、以下のページからメールアドレスをご登録ください。追って資料をお送りします。

今後も状況が変わることが想定されますので、適宜資料を更新いたしまして、新しい資料をお届けする計画です。

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