- Home >
- 通学制スクール(専門科) >
- コース一覧 >
- イールドカーブ分析コース
【第96期】イールドカーブ分析コース
MENU
セミナーの特徴
- イールドカーブの構築・分析手法、リスク管理の方法等、イールドカーブ分析をめぐる広いテーマと、債券投資手法について学ぶことができるコースです。
- イールドカーブの構築、リスク分析・管理手法の講義においては実際のデータを使い、金利補間手法など、実際に実務で必要な手法を詳細に解説しますので、非常に実践的かつ具体的に学ぶことができます。
- 第9回、第10回の講義では、それまでの講義内容をベースとして、実際の投資戦略、債券投資運用について、実務の最先端で業務に携わる講師が説明を致します。長年の経験に裏打ちされた実務的知見を学ぶことができます。
- 第1回~第8回の講義では、毎回Excelを利用した実習を取り入れ、より実務的な観点からの理解を深める工夫を行っています。もちろん使用するExcelファイルはすべて持ち帰りでき、復習等に利用して頂けます。
受講対象者
- 債券投資、デリバティブ、ALM、リスク管理等の業務に携わる方で、イールドカーブ分析の知識を必要とする方
- 財務、経営企画等の業務に携わる方で、金利に関する深い知識を身に着けたい方
- 債券ファンド運営のための基本知識を身に着けたい方
実施スケジュール
日 程/担当講師 |
|
---|---|
時 間 | 18時00分 ~ 21時00分 |
定 員 | 25名 |
会 場 | シグマベイスキャピタル株式会社 教室 |
アクセス |
東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車 6番・12番出口より徒歩1分 詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます) |
備考 |
2週連続での実施となる回(第5回~第6回)があります。 ご注意ください。 |
講師
高橋 豊治 中央大学商学部教授
徳勝 礼子 BNPパリバ証券株式会社レラティブバリュー・ストラテジスト
松川 忠 パインブリッジ・インベストメンツ株式会社債券運用部長
カリキュラム
第1回 イールドカーブの基礎
PART1.金利・債券についての知識とイールドカーブ分析の基礎数理
・キャッシュ・フローの時間価値
- 時間価値と各種係数
(現価係数、終価係数、年金現価係数、年金終価係数、減債基金係数、資本回収係数)
・債券の内部収益率(IRR)、最終利回り(YTM)の概念と計算方法
・価格-利回り曲線(Price-yield Curve)
PART2.各種金利の表示方法の違いと相互変換方法
・デイカウント(day-count basis、あるいは、year fraction)の取扱と換算方法
・複利ベースの換算(連続複利の概念を含む)
・金利の期間構造(タームストラクチャー)とは
・スポット・レート、フォワード・レート、パー・レートの概念と計算方法
・金利に期間構造がある場合の債券価格
Excel演習:時間価値と各種金利
(デイカウント、複利計算、スポット・レート、フォワード・レート、パー・レート他)
第2回 イールドカーブ構築手法(1)
ユーロ金利、金利スワップ・レートからのイールドカーブ構築手法
・ユーロ金利、金利スワップ取引の特徴
・各種インターポレーション
- Linear Interpolation
- Log-linear Interpolation
- Spline Interpolation
・スワップ市場で成立しているディスカウント・ファクターの推計方法
- スワップ金利を補間する手法
- より進んだ手法
Excel演習:イールドカーブ(swapカーブ)構築
第3回 イールドカーブ構築手法(2)
国債(JGB)価格からイールドカーブ構築手法
・JGBマーケットの特徴
・銘柄のスクリーニングとboot-strappingによる推計方法
・回帰分析によるディスカウント・ファクターの推計方法
・ディスカウント・ファンクション(discount function)を特定する推計方法
・long-shortによるディスカウント・ファクター推計方法
Excel演習:イールドカーブ(JGBカーブ)構築
第4回 シングル・ファクターによる感応度指標
・パフォーマンス・プロフィールと債券投資のリスク
・1bp value
・各種デュレーション概念
- 平均回収期間としてのマコーレイ・デュレーション
- 金利感応度としての修正デュレーション、金額デュレーション
- デュレーションの Closed Formula 算出
・金利感応度とコンベクシティ
・デュレーション、コンベクシティの利用法(バーベル型ポートフォリオとその限界)
Excel演習:シングル・ファクターによる感応度
(1bp Value、各種デュレーション、コンベクシティ他)
第5回 デュレーションの限界と対応方法
・Spot Rateを使った金利感応度の表示(全微分)
・イールドカーブの平行移動による感応度
・キー・レート感応度
Excel演習:マルチ・ファクターによる金利感応度測定と利用例(1)
第6回 マルチ・ファクターによる感応度
・バリュー・アット・リスクにおけるアプローチ(Variance Covariance Matrix)
・主成分分析(principal component analysis)の利用
Excel演習:マルチ・ファクターによる金利感応度測定と利用例(2)
第7回 イールドカーブ変動要因とヘッジ
・回帰分析によるヘッジ
・主成分分析によるヘッジ
Excel演習:イールドカーブ変動要因の計測とヘッジへの活用
第8回 イールドカーブのキャッシュフロー評価への活用
・各種金利スワップのプライシング
- Plain vanilla swap
- Forward swap
- Amortizing swap
- Long-term F/X
・アセット・スワップ・スプレッドの計測と公社債投資への活用
- アセット・スワップ・スプレッドとは
- アセット・スワップ・スプレッドの計測技法
- アセット・スワップ・スプレッドの計測と決定要因の考察
Excel演習:各種金利スワップのプライシング
Excel演習:アセット・スワップ・スプレッドの計測方法
第9回 イールドカーブ分析に基づく債券トレーディング
・イールドカーブ形状の決定要素
・イールドカーブ取引の種類と考え方の背景、ポジションの大きさの表現
・ディレクショナリティの源泉と割高・割安取引
・キャリー・アンド・ロール・ダウン、キャリーとフォワードの双対性
・JGB(現物)とスワップ(デリバティブ)の違い
第10回 債券ファンド運用の実際
・債券ファンド運用の基本
・債券相場の見方
・リスクマネジメントの実際
・実例研究
第11回 イールドカーブ分析コース シグマ1級検定試験
※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
受講料
378,000円(税込)
※専門科を初めて受講される方は、入学金「10,800円(税込)」が必要となります。
【割引料金のご案内】
-
・入学金、受講料とも、各種特典をご用意しています。
詳しくは こちらのページ をご覧ください。 - ・下記Web申し込みフォームから、お支払方法「クレジットカード」を選択してお申し込みいただいた方には、入学金を免除いたします。(Webお申し込み特典)
お申し込み方法
WEB申込
下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
お申込みに関する注意事項
- 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
- 一定の人数に達しない場合は、中止になる可能性があります。開講日の1週間前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。中止の場合、お支払方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、受講料を返金いたします。
- 実施日の1週間前までに、5名以上の参加が見込めることが開講決定の目安となります。
- お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、入学金および受講料の請求書をお送り致しますので、開講日前日までにお支払いください。