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【第96期】イールドカーブ分析コース

セミナーの特徴

  • イールドカーブの構築・分析手法、リスク管理の方法等、イールドカーブ分析をめぐる広いテーマと、債券投資手法について学ぶことができるコースです。
  • イールドカーブの構築、リスク分析・管理手法の講義においては実際のデータを使い、金利補間手法など、実際に実務で必要な手法を詳細に解説しますので、非常に実践的かつ具体的に学ぶことができます。
  • 第9回、第10回の講義では、それまでの講義内容をベースとして、実際の投資戦略、債券投資運用について、実務の最先端で業務に携わる講師が説明を致します。長年の経験に裏打ちされた実務的知見を学ぶことができます。
  • 第1回~第8回の講義では、毎回Excelを利用した実習を取り入れ、より実務的な観点からの理解を深める工夫を行っています。もちろん使用するExcelファイルはすべて持ち帰りでき、復習等に利用して頂けます。

受講対象者

  • 債券投資、デリバティブ、ALM、リスク管理等の業務に携わる方で、イールドカーブ分析の知識を必要とする方
  • 財務、経営企画等の業務に携わる方で、金利に関する深い知識を身に着けたい方
  • 債券ファンド運営のための基本知識を身に着けたい方

実施スケジュール

日 程/担当講師
  1. 12014年10月17日(金) / 高橋
  2. 22014年10月31日(金) / 高橋
  3. 32014年11月14日(金) / 高橋
  4. 42014年11月28日(金) / 高橋
  5. 52014年12月12日(金) / 高橋
  6. 62014年12月19日(金) / 高橋
  7. 72015年 1月 9日(金) / 高橋
  8. 82015年 1月23日(金) / 高橋
  9. 92015年 2月 6日(金) / 徳勝
  10. 102015年 2月20日(金) / 松川
  11. 112015年 3月 6日(金) /(試験)
時 間 18時00分 ~ 21時00分
定 員 25名
会 場 シグマベイスキャピタル株式会社 教室
アクセス 東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車
6番・12番出口より徒歩1分
詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます)
備考 2週連続での実施となる回(第5回~第6回)があります。
ご注意ください。

講師

高橋 豊治 中央大学商学部教授

徳勝 礼子 BNPパリバ証券株式会社レラティブバリュー・ストラテジスト

松川 忠 パインブリッジ・インベストメンツ株式会社債券運用部長

講師のプロフィールは、こちらをご覧ください。

カリキュラム

第1回 イールドカーブの基礎

PART1.金利・債券についての知識とイールドカーブ分析の基礎数理
・キャッシュ・フローの時間価値
 - 時間価値と各種係数
  (現価係数、終価係数、年金現価係数、年金終価係数、減債基金係数、資本回収係数)
・債券の内部収益率(IRR)、最終利回り(YTM)の概念と計算方法
・価格-利回り曲線(Price-yield Curve)
PART2.各種金利の表示方法の違いと相互変換方法
・デイカウント(day-count basis、あるいは、year fraction)の取扱と換算方法
・複利ベースの換算(連続複利の概念を含む)
・金利の期間構造(タームストラクチャー)とは
・スポット・レート、フォワード・レート、パー・レートの概念と計算方法
・金利に期間構造がある場合の債券価格
Excel演習:時間価値と各種金利
(デイカウント、複利計算、スポット・レート、フォワード・レート、パー・レート他)

第2回 イールドカーブ構築手法(1)
 ユーロ金利、金利スワップ・レートからのイールドカーブ構築手法

・ユーロ金利、金利スワップ取引の特徴
・各種インターポレーション
 - Linear Interpolation
 - Log-linear Interpolation
 - Spline Interpolation
・スワップ市場で成立しているディスカウント・ファクターの推計方法
 - スワップ金利を補間する手法
 - より進んだ手法
Excel演習:イールドカーブ(swapカーブ)構築

第3回 イールドカーブ構築手法(2)
 国債(JGB)価格からイールドカーブ構築手法

・JGBマーケットの特徴
・銘柄のスクリーニングとboot-strappingによる推計方法
・回帰分析によるディスカウント・ファクターの推計方法
・ディスカウント・ファンクション(discount function)を特定する推計方法
・long-shortによるディスカウント・ファクター推計方法
Excel演習:イールドカーブ(JGBカーブ)構築

第4回 シングル・ファクターによる感応度指標

・パフォーマンス・プロフィールと債券投資のリスク
・1bp value
・各種デュレーション概念
 - 平均回収期間としてのマコーレイ・デュレーション
 - 金利感応度としての修正デュレーション、金額デュレーション
 - デュレーションの Closed Formula 算出
・金利感応度とコンベクシティ
・デュレーション、コンベクシティの利用法(バーベル型ポートフォリオとその限界)
Excel演習:シングル・ファクターによる感応度
(1bp Value、各種デュレーション、コンベクシティ他)

第5回 デュレーションの限界と対応方法

・Spot Rateを使った金利感応度の表示(全微分)
・イールドカーブの平行移動による感応度
・キー・レート感応度
Excel演習:マルチ・ファクターによる金利感応度測定と利用例(1)

第6回 マルチ・ファクターによる感応度

・バリュー・アット・リスクにおけるアプローチ(Variance Covariance Matrix)
・主成分分析(principal component analysis)の利用
Excel演習:マルチ・ファクターによる金利感応度測定と利用例(2)

第7回 イールドカーブ変動要因とヘッジ

・回帰分析によるヘッジ
・主成分分析によるヘッジ
Excel演習:イールドカーブ変動要因の計測とヘッジへの活用

第8回 イールドカーブのキャッシュフロー評価への活用

・各種金利スワップのプライシング
 - Plain vanilla swap
 - Forward swap
 - Amortizing swap
 - Long-term F/X
・アセット・スワップ・スプレッドの計測と公社債投資への活用
 - アセット・スワップ・スプレッドとは
 - アセット・スワップ・スプレッドの計測技法
 - アセット・スワップ・スプレッドの計測と決定要因の考察
Excel演習:各種金利スワップのプライシング
Excel演習:アセット・スワップ・スプレッドの計測方法

第9回 イールドカーブ分析に基づく債券トレーディング

・イールドカーブ形状の決定要素
・イールドカーブ取引の種類と考え方の背景、ポジションの大きさの表現
・ディレクショナリティの源泉と割高・割安取引
・キャリー・アンド・ロール・ダウン、キャリーとフォワードの双対性
・JGB(現物)とスワップ(デリバティブ)の違い

第10回 債券ファンド運用の実際

・債券ファンド運用の基本
・債券相場の見方
・リスクマネジメントの実際
・実例研究

第11回 イールドカーブ分析コース シグマ1級検定試験

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

受講料

378,000円(税込)

※専門科を初めて受講される方は、入学金「10,800円(税込)」が必要となります。

【割引料金のご案内】

  • ・入学金、受講料とも、各種特典をご用意しています。
     詳しくは こちらのページ をご覧ください。
  • ・下記Web申し込みフォームから、お支払方法「クレジットカード」を選択してお申し込みいただいた方には、入学金を免除いたします。(Webお申し込み特典)

お申し込み方法

WEB申込

下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

イールドカーブ分析コース お申込み

FAX申込

申込書をダウンロードし、印刷したものにご記入の上、弊社までFAXしてください。
 FAX: 03-3665-8192

通学制スクール 申込書ダウンロード (PDF)

お申込みに関する注意事項

  • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
  • 一定の人数に達しない場合は、中止になる可能性があります。開講日の1週間前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。中止の場合、お支払方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、受講料を返金いたします。
  • 実施日の1週間前までに、5名以上の参加が見込めることが開講決定の目安となります。
  • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、入学金および受講料の請求書をお送り致しますので、開講日前日までにお支払いください。