日本の金融理論教育をリードするシグマインベストメントスクール


menu

【第135期】オプションコース

★カリキュラムを更新しました。(第6回~第10回)

【全コース、全日程オンライン受講】

第135期の各コースは、全日程オンライン受講となります。
途中参加も可能です。2024年9月30日までお申し込みできます。

コースの特徴

  • 前半「基礎理論編」では、オプション理論の基本としてブラックショールズ式をしっかりと学び、その後実務的な視点を取り入れたモデルの拡張やリスク管理上重要なGreeksを学びます。
  • 後半「実務・応用編」では、まずBSモデルの実装法に関し、統計処理や数値計算を得意とする Python を用いた解説を行います。続いて、局所ボラティリティ分析および拡張モデルへの理解を深めるとともに、エキゾチックオプションを利用したリスク管理を学びます。最終回では、恐怖指数や機械学習によるデリバティブのヘッジ戦略など、マーケットの新しい潮流について造詣を深めていただきます。
  • 本コースは金利モデルと分けることで、10日間で株式や通貨オプションおよびエキゾチックオプションについてのリスク管理や理論をかなり実践的に学べるコースといたしました。ミドル部門向けの価格理論やリスク管理のみでなく、実際にトレーディングを行いリスク管理をしているフロントの方や仕組債などのオプション内包型金融商品にかかわる方にも有効な実務的な解説を充実させています。
  • 理解を促すため、実データを使ったケーススタディやパソコン演習も行います。

受講対象者

  • リスク管理担当者、ディーラー、金融商品開発担当者、ファンド・マネージャー、企画財務担当者、コンピュータ・システム設計者、金融理論研究者、公認会計士並びに今後これらを目指す方に適したコースです。

実施スケジュール

日 程/担当講師
  1. 12024年07月10日 (水)  / 猪田
  2. 22024年07月24日 (水)  / 猪田
  3. 32024年08月07日 (水)  / 猪田
  4. 42024年08月20日 (火)  / 猪田
  5. 52024年08月29日 (木)  / 猪田
  6. 62024年09月18日 (水)  / 平山
  7. 72024年10月01日 (火)  / 平山
  8. 82024年10月15日 (火)  / 平山
  9. 92024年10月31日 (木)  / 平山
  10. 102024年11月14日 (木)  / 平山
  11. 112024年11月27日 (水)  /(試験)
定 員 25名
備考 第1回~第10回の日程は、講義の収録日です。
都合により日程が変更になる可能性があります。予めご了承ください。

講師

猪田 義浩 シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー

平山 裕康 Zandersトレジャリーアンドファイナンスソリューションズ ヘッドオブビジネスデベロップメント

講師のプロフィールは、こちらをご覧ください。

カリキュラム

【第1回~第5回】 基礎理論編

第1回 オプションの基本的な考え方、制約条件と裁定

・オプションとBlack=Scholesモデルについて
・デリバティブ評価の基本:アービトラージと複製
・裁定条件によるオプションの価格範囲
・オプションという商品の特性:行使価格と原資産に対する凸性

第2回 数学的な補足、ブラウン運動の導入

・期待値と分散について
・正規分布と対数正規分布
・中心極限定理
・ブラウン運動の導入と確率分布
・原資産の推移モデル

第3回 原資産の推移モデルと二項モデル、リスク中立確率の導入

・原資産の従う確率過程と実際の市場での変動
・確率微分方程式による表現とその意味
・伊藤の公式
・1期間2項モデルにみるオプション評価の基本
・リスク中立確率の導入

第4回 Black=Scholes 式

・2項モデル演習
・測度変換と Risk-neutral Pricing
・Risk-neutral Pricing 手法(Black=Scholes 式の導出)
 - 解析解の導出
 - モンテカルロ・シミュレーション
・Black=Scholes 式と Binary オプション

第5回 通貨オプションのモデル、Black76、Greeks(リスク管理)

・通貨オプション:ガーマンコヘーゲン式の紹介
・フォワードを原資産とした Black=Scholes 式(Black76)
・基本的なGreeksとリスクの把握、ダイナミックヘッジ
・(インプライド)ボラティリティについて

【第6回~第10回】 実務・応用編

第6回 Excel VBA および Python を用いたBSモデルの実装

・エクセルVBA/Pythonの基本
・BSオプション価格/グリークス計算の実装例
・モンテカルロ・シミュレーションによるオプション価格計算
・ツリーモデルの実装
・グリークスによるオプションポートフォリオのリスク管理

第7回 ボラティリティ分析

・ヒストリカルボラティリティの算出
・GARCHモデルによるボラティリティ推定
・オプション価格からBSインプライドボラティリティの算出
・ボラティリティスマイル・期間構造

第8回 BSモデルの限界と拡張

・ボラティリティスマイルとBSモデル
・DVFモデル
・Vanna-Volga 法
・局所ボラティリティモデル
・確率ボラティリティモデル
・ボラティリティモデルのパラメータ推定

第9回 エキゾチックオプション

・バリアオプション
・デジタルオプション
・バリアオプションの価格評価とリスク管理
・エキゾチックオプションを利用した投資戦略・商品の紹介

第10回 オプションマーケットの新潮流

・デリバティブ取引規制
・VIX、0DTE(ゼロ・デー・トゥー・エクスピレーション)
・Deep hedging
・Rough Volatility

第11回 オプションコース シグマ1級検定試験

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

受講料

385,000円(税込)

【割引料金のご案内】

  • ・各種特典をご用意しています。
     詳しくは こちらのページ をご覧ください。

お申し込み方法

WEB申込

下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

2024年 9月30日(月)まで、お申込みできます。

お申込みに関する注意事項

  • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
  • 一定の人数に達しない場合は、中止になる可能性があります。開講日の1週間前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。中止の場合、お支払方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、受講料を返金いたします。
  • 実施日の1週間前までに、一定数以上の参加が見込まれることが開講決定の目安となります。
  • 法人のお客様の場合、お客様内部での承認や派遣者(受講者)の調整が必要等の理由で、開講日1週間前までに正式なお申込が出来ない場合には、事前にその旨をご連絡いただければ予約者としてお席を確保させていただきます。
  • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、入学金および受講料の請求書をお送り致しますので、開講日前日までにお支払いください。

【第135期】オプションコース

お申し込みはこちら