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【第137期】プロジェクトファイナンス実践応用コース

★講義回数と受講料を変更します。
★カリキュラムを改訂しました。(第3回、第5回)

【全コース、全日程オンライン受講】

第137期「プロジェクトファイナンス実践応用コース」は、全日程オンライン受講となります。
第1回~第3回はライブ配信でご提供します。2025年1月31日までお申し込みできます。

コースの特徴

  • 前半では、プロジェクトファイナンスの概観から始まり、プロジェクトファイナンス特有のリスクや分析手法を習得します。 プロジェクトファイナンスの応用として、LNG事業および水素事業を取り上げます。
  • 後半では、国際金融公社で様々なプロジェクトに携わったプロの現場経験を交えながら、リスク管理や債権回収の具体的方法を学びます。
  • ケーススタディを大幅に増やし、グローバルスタンダードな実務に触れることが出来るプログラムです。
  • 本コースでは、第1回~第3回はライブ配信でご提供いたします。また、講義用資料は郵送のみでお届けする方針です。

受講対象者

  • プロジェクトファイナンスに取り組む金融機関、事業会社の方
  • ストラクチャードファイナンスに係る金融機関の若手/中堅行員の方
  • 電力・インフラ・エネルギー投資を行っている事業会社の若手/中堅社員の方
  • 投資銀行のプロダクト部門に勤務する若手/中堅の方
  • 企業価値評価などを専門に行う財務コンサルタント
  • プロジェクトファイナンスと債権回収について理解を深めたい方
  • 事業計画策定や事業開発を行う経営企画、事業モニタリングを行う管理部門の方

実施スケジュール

日 程/担当講師
  1. 12025年01月31日 (金) 13:30~16:30(ライブ配信) / 井上
  2. 22025年02月06日 (木) 13:30~16:30(ライブ配信) / 井上
  3. 32025年02月13日 (木) 13:30~16:30(ライブ配信) / 井上
  4. 42025年02月14日 (金) (収録)/ 小林
  5. 52025年02月26日 (水) (収録)/ 小林
  6. 62025年03月07日 (金) /(試験)
定 員 25名
備考 2週連続で開催する回があります。ご注意ください。
第4回、第5回は配信開始後、いつでもご覧になれます。

講師

井上 義明
シグマインベストメントスクール 副学長
シグマベイスキャピタル株式会社 シニアフェロー
プロジェクトファイナンス研究所 代表

小林 文彦
シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
国際開発研究者協会(SRID)幹事
名古屋工業大学大学院 非常勤講師、国際大学 非常勤講師

講師のプロフィールは、こちらをご覧ください。

カリキュラム

第1回 プロジェクトファイナンス概観

1.プロジェクトファイナンス(PF)概観
 ・はじめに
 ・PF市場の規模・変遷・近況
 ・PFとは
 ・PFの特徴
 ・PFのライフサイクル
 ・PFの利用理由
 ・PF組成しやすい事業(電力型/資源型他)
 ・PFの沿革
 ・PFの関係者
2.プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング
 ・スポンサーリスク ・完工リスク ・埋蔵量リスク
 ・原料・燃料調達リスク ・操業リスク
 ・技術リスク ・販売リスク
 ・金利・為替リスク ・キャッシュフローリスク
 ・環境リスク ・災害リスク
 ・カントリー(政治)リスク
 ・レンダーの取るリスク、取らないリスク

「2.プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング」は第2回講義の前半でも採り上げます。

第2回 キャッシュフロー分析、ECA

1.プロジェクトファイナンスのキャッシュフロー分析
 ・目的
 ・分析手法
  (DSCR、IRR/NPV、Sensitivity分析、Breakeven分析)
 ・限界
2.輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス
 ・輸出金融
 ・OECDガイドライン
 ・実例
 ・ECAとの協働、他

第3回 カントリーリスク、融資契約書、PF応用

1.カントリーリスクとプロジェクトファイナンス
 ・戦争・革命事例
 ・国営企業による契約不履行事例
 ・収用事例
 ・為替事例
 ・対応策、他
2.プロジェクトファイナンスの融資契約書の要点
 ・融資契約書の基本
 ・ドローダウン(貸出の実行)
 ・コベナンツ(誓約事項)
 ・デフォルト(期限の利益喪失)事由
 ・配当条件
3.LNG事業から水素事業へ(プロジェクトファイナンスの応用)
 ・LNG価格変動リスク
 ・LNG事業向けプロジェクトファイナンス
 ・水素事業向けプロジェクトファイナンス

第4回 プロジェクトファイナンス管理

1.ポートフォリオ管理
 ・プロジェクトサイクル概観
 ・クロージングから案件管理へ
 ・案件管理業務と格付レポート
 ・ポートフォリオレビュー
2.問題発生から回収までのプロセス
 ・早期問題発見と不履行への対応
 ・債権回収チーム組成、戦略策定、回収プロセス
 ・自社の立場と他ステークホルダー
3.債権回収業務での留意点
 ・契約・担保・法制度
 ・会計と税務
 ・外部専門家と回収費用
 ・債権の売買
 ・株式・出資金
4.債権回収の実践
 ・債務リストラによる回収
 ・資産売却による回収
 ・訴訟・仲裁・示談による回収
 ・ローン売却による債権処理
 (補足)仕事のコツ

第5回 債権回収の実務(ケーススタディ)

(考察する項目)
 ・プロジェクトの概要
 ・契約ストラクチャー
 ・問題発生後の対応
 ・債権回収の戦略とその結果

(取り上げるケース)
1.カリブの製紙工場
 ・建設遅延と操業停滞
2.アフリカの鉱山プロジェクト
 ・政府による接収と仲裁裁判
3.中米のエビ養殖場
 ・運転資金不足対策と資産売却

第6回 プロジェクトファイナンス実践応用コース シグマ1級検定試験

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

重要な注意事項

第1回~第3回はライブ配信(講義時間 13:30~16:30)のみでご提供します。講義資料は郵送でお届けします。

受講料

198,000 円(税込)

【割引料金のご案内】

  • ・入学金、受講料とも、各種特典をご用意しています。
     詳しくは こちらのページ をご覧ください。

お申し込み方法

WEB申込

下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

2025年 1月31日(金)まで、お申込みできます。

お申込みに関する注意事項

  • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
  • 一定の人数に達しない場合は、中止になる可能性があります。開講日の1週間前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。中止の場合、お支払方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、受講料を返金いたします。
  • 実施日の1週間前までに、一定数以上の参加が見込まれることが開講決定の目安となります。
  • 法人のお客様の場合、お客様内部での承認や派遣者(受講者)の調整が必要等の理由で、開講日1週間前までに正式なお申込が出来ない場合には、事前にその旨をご連絡いただければ予約者としてお席を確保させていただきます。
  • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、入学金および受講料の請求書をお送り致しますので、開講日前日までにお支払いください。

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