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フィンテック・セミナー

宿輪純一の『過信されているブロックチェーン・仮想通貨・フィンテックの問題点』

~ 欠点が露呈したブロックチェーン ~

【開催日】 2018年 5月18日(金) 10:00~13:00
【受講料】 32,400 円(税込)

セミナーの特徴

講師著書

仮想通貨という言葉が新聞やテレビを賑わしています。その言葉を聞くたびに、みなさんはどのように思っていますか?
「仮想通貨って儲かるの?」
「実体がなくて、危ないんじゃないの?」
「ブロックチェーンがあるから安全と聞いたけど…」
断片的な情報はいろいろとあるかも知れませんが、仮想通貨とはこういうことなんだ!ということを知らないと、何も判断することができません。
仮想通貨に興味を持つすべての人に向けて、決済の第一人者の 宿輪純一教授に、「フィンテック・仮想通貨・ブロックチェーン」だけではなく、 「決済インフラ改革」、そして「金融機関改革」について、“仕組みや問題”を詳しく解説いただき、さらに“今後の方向”を正しく解説して頂きます。
それに加えて“決済のバイブル”『決済インフラ入門』(東洋経済新報社)をベースとして決済インフラの“基本”も説明して頂くという、金融機関・金融関連企業・IT企業にとって大変役立つセミナーを開催いたします。 是非、ご参加をご検討下さい。
『決済インフラ入門』を持参されるとより理解が深まります。

講師メッセージ

 仮想通貨取引所コインチェックがハッキングされ、顧客の580憶円相当の仮想通貨が流出しました。 この取引所のシステムが堅固でなかったこともありますが、大きい問題はブロックチェーンの課題がはっきりしたということです。 ブロックチェーン技術は、「取引は公開され検証するため、不正取引ができず信頼性が高い」ということが謳い文句でした。 不正取引が発生し、追跡は出来ても、アカウントの閉鎖も資金の回収もできません。金融機関や決済インフラとしてはこの面で課題があります。
 “金融”で最も大事なことは「現場」です。仮想通貨は金融商品ではないせいもありますが、利用者保護という基本が忘れられています。 また世の中には、今回の事件で分かるように、反社会勢力もいるのです。ブロックチェーン・仮想通貨を推進する学者は、民間の金融の現場を経験しないといわれてきました。 今後も、東京証券取引所も、全銀システムも、メガバンクも、本体でブロックチェーン技術を使用する予定は当面ありません。 ブロックチェーンが世の中に登場して9年、仮想通貨以外に大きな成果はなく、実証実験が続いています。 しかも、勘違いがあるのが、金融インフラの方向性は分散化ではなく、集中化ということです。 さらに、金融庁の金融行政方針に基づき、金融機関はフィンテックも含め大きな経営改革を進めています。
 私は新技術をみんなダメといっているのではありません。逆にどんどん使うべきです。技術には長所も短所もあります。それを理解して活用することが大事です。 また、先に述べた「犯罪防止」や、「プロとアマの区別」いうなれば「利用者保護」の観点が不可欠であるということを強調しておきます。

2018年2月1日 宿輪純一

こんな方におすすめ

  • 仮想通貨とは何かを知りたい人
  • フィンテックに興味がある人
  • ブロックチェーン技術について知りたい人
  • 決済の仕組みを理解したい人
  • 貨幣や金融全般に興味がある人
  • 金融関係の仕事をしている人

実施スケジュール

日 程
  1. 2018年 5月18日(金) 10:00 ~ 13:00(3時間)
※開始時刻の30分前より、入場できます。
定 員 25名(先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます)
会 場 シグマベイスキャピタル株式会社 教室
東京都中央区日本橋茅場町2-9-8 茅場町第2平和ビル 3階
アクセス 東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車 2番出口より徒歩1分
東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩4分
東京メトロ 銀座線・東西線、都営地下鉄 浅草線「日本橋」駅 徒歩8分
詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます)

講師

宿輪 純一

宿輪 純一(しゅくわ・じゅんいち)

  • シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
  • 帝京大学経済学部 教授(経済学博士)

慶應義塾大学経済学部卒業。同年、富士銀行入行。1998年三和銀行に転職。2002年合併でUFJ銀行・UFJホールディングス等勤務、2006年合併で三菱東京UFJ銀行。企画部経済調査室、決済事業部等勤務、2015年退職、帝京大学に奉職。 兼務で2003年から東京大学大学院、早稲田大学、慶應義塾大学等で教鞭。
財務省・金融庁・経済産業省・外務省・全国銀行協会等の金融・決済関係委員会に参加。
講談社現代ビジネスオンラインに「経済・金融解説」を、ハフィントンポストに「シネマ経済学」を連載中。
日本経済新聞にも紹介されたボランティア公開講義「宿輪ゼミ」(13年目・会員1万3千人)代表。

主な著書


主な著書

  • 『決済インフラ入門〔2020年版〕:仮想通貨、ブロックチェーンから新日銀ネット、次なる改革まで』(東洋経済新報社、2020)
  • 『金融が支える日本経済』(共著、洋経済新報社、2015)
  • 『通貨経済学入門(第2版)』(日本経済新聞社、2015)
  • 『決済システムのすべて(第3版)』(共著、東洋経済新報社、2013)
  • 『証券決済システムのすべて(第2版)』(共著、東洋経済新報社、2008)
  • 『アジア金融システムの経済学』(日本経済新聞社、2006)

カリキュラム

  • フィンテックと仮想通貨の現在
  • 金融庁金融行政方針とフィンテック
  • 仮想通貨の本質:金融商品ではない
  • 禁止と規制を入れる海外、日本は様子見
  • 犯罪が多い仮想通貨
  • ブロックチェーンの課題
  • 実証実験の意義
  • ブロックチェーンに対応しない金融機関と決済インフラ
  • 勘違いが多い原因
  • 最新の決済インフラ改革事情
  • 金融機関・決済インフラの計画と将来性

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

受講料

32,400 円(税込)

【割引料金のご案内】

  • ・同一法人から2名以上同時にお申込み頂いた場合、1名あたりの受講料が1割引となります。該当する方は、備考欄に同時申込者の氏名をご記入の上、送信してください。
  • ・お支払い方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、差額分を返金いたします。

お申し込み方法

WEB申込

下記申し込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

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宿輪純一の『過信されているブロックチェーン・仮想通貨・フィンテックの問題点』

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    開講前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。
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 電話番号:03-3665-8191