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ファイナンスセミナー

リスクフリーレートとLIBOR代替について

~ 指標がなくなる世界、その影響と今後を考える ~

  • 新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策の観点から、弊社会場での対面講座は行わず、収録映像によるオンライン動画セミナーとなります。予めご了承ください。
  • お申し込み前に、動作環境をご確認ください。 動作環境詳細はこちら

【配信期間】 2020年11月11日(水)~ 12月18日(金)
【受講料】 39,600 円(税抜価格 36,000 円)

配信日は予定であり、新型コロナウイルス感染拡大状況によっては変更となる場合があります。

【日本FP協会継続教育対象講座】
  課目:金融資産運用設計  認定単位数:AFP:1.5/CFP:1.5

セミナーの特徴

“The World’s Most Important Number”と形容されることもある指標金利のLIBORは、2017年7月に英国FCAのベイリー長官から「2021年末にLIBOR廃止」の意向が発表された後、徐々に代替金利への移行準備が行われています。
デリバティブプロダクトの基本的なルールを決定しているISDAは、各国司法との調整などで対応が遅れていたProtocolに対し、10月1日に米司法省(DOJ)がISDAのLIBOR Fallback修正案に対し“Favorable Letter”が出て、Protocolの発行が1月になることが発表されました。 今後は、FCA(Financial Conduct Authority)からLIBOR廃止についての詳細発表がなされることになります。
清算機関においては、10月16日の引けにおいて、LCHとCMEで様々なドル建て商品の清算がSOFRによるDiscountとPAIに変更される“Big Bang”が行われ(この文章は、2020年10月4日時点のものです)、いよいよ具体的に進むことになります。
各国でも、ターム物リスクフリーレート(RFR: Risk Free Rate)の試験的な提示、英米当局が進めているキャッシュ商品におけるFallbackの推奨など、徐々に具体的な動きが進んでいます。 TIBORという指標を持ち、複数金利アプローチ(the multiple-rate approach)を進める日本でも、QUICKによる東京ターム物リスク・フリー・レート(Tokyo Term Risk Free Rate:TORF)の公表が始まり、6月に金融庁と日本銀行が合同で、主要な金融機関の経営トップに対して、「Dear CEO レター」を発出、市場でもRFRによる通貨ベーシススワップ取引が確認されるなど、具体的な動きが進んでいます。
本セミナーでは、LIBOR廃止によって問題となるリスクフリーレートを中心に、LIBOR廃止による影響、LIBOR代替問題について、最近の情報をできるだけ取り入れて説明します。

今後のデリバティブのリスク管理を考えるうえでも、重要なトピックです。
皆様のご参加をお待ちしています。

こんな方におすすめ

  • 金融機関、保険会社、資産運用会社、金融システム会社、監査法人などでリスク管理を担当されている方
  • 運用担当者、これから運用に携わる方、運用企画部門の方
  • LIBOR廃止が与える影響を知りたい方
  • LIBORに代わる新しい指標の動向を知りたい方
    特に、米代替参照金利委員会(ARRC)と担保付き翌日物調達金利(SOFR)について理解を深めたい方
  • リスクフリーレートへの問題と解決策を知りたい方

実施スケジュール

収録日 2020年11月6日(金) 講義時間:3時間
視聴開始日 2020年11月11日(水)
視聴終了日 2020年12月18日(金)
申込締切 2020年12月11日(金)
定 員 100名(先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます)

講師

猪田義浩

猪田 義浩(いのだ・よしひろ)

  • シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー

東京理科大学理学部応用数学科卒業。 同年、日本債券信用銀行入行。同行オプションチームにて、為替、株、金利等デリバティブのインターバンク取引に従事。 米国スタンフォード大学統計学科修士課程修了後、証券会社、スワップハウスなどでデリバティブのチーフトレーダーとして長年活躍。 2008年、シグマベイスキャピタル株式会社入社。同社研究開発部主任研究員、特別研究員を歴任。

カリキュラム

  • LIBORの現状と廃止問題の概要
  • LIBOR廃止によって生じる金融機関及びその顧客取引への影響
  • LIBOR代替とリスクフリーレート(RFR)
  • 主要国のRFRの状況、特に英米のワーキンググループによる債券などのフォールバック案や清算機関におけるDiscountやPAI金利の変更について
  • 日本の状況
  • デリバティブ取引:ISDA Fallback、ProtocolとDefinition、ターム物RFR

※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

配布資料

講義資料PDFファイルをダウンロードしていただきます。

受講料

39,600 円(税抜価格 36,000 円)

【割引料金のご案内】

  • ・弊社の通学制スクール、専門科コースを修了された方は、定価の1割引で受講できます。該当する方は、申込みフォーム備考欄に受講されたコース名をご入力ください。
  • ・同一法人から2名以上同時にお申込み頂いた場合、1名あたりの受講料が1割引となります。該当する方は、備考欄に同時申込者の氏名をご記入の上、送信してください。
  • ・お支払い方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、決済金額を割引後の金額に変更いたします。

FP資格をお持ちの方へ

お申し込みフォームにお持ちの資格(AFP資格/CFP資格)をご入力ください。

種類 通学
課目 金融資産運用設計
認定単位数 AFP:1.5/CFP:1.5
修了条件 なし

お申し込み方法

WEB申込

下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

セミナー お申込み

リスクフリーレートとLIBOR代替について
収録:11月6日 配信開始予定:11月11日

お申込みに関する注意事項

    お申込みについて
  • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
  • お申込み状況により、中止または延期になる可能性があります。開講前にその旨をご連絡します。中止の場合、受講料をお支払い済みの方にはご返金いたします。
  • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方: 開催が確定次第、受講料の請求書をメールでお送り致しますので、開講日までに全納してください。
    ※ただし、法人でお支払いの場合は、貴社の「締め・支払い」規程に基づき受講料をお振込頂ければ構いません。お支払予定日をお知らせください。
  • 受講案内について
  • 開催が確定次第、その旨をメールにてご連絡いたします。「銀行振込」をご選択の方には、同時に請求書をお送りします。
  • 開講日の1週間前頃、「受講案内」をお送りします。
  • 「受講案内」発送後のキャンセルはお受けしかねます。予めご了承ください。

お申込みに関するお問合せ

 電話番号:03-6222-9841(代)