【開催日】 2019年 4月28日(日) 13:00~17:00
【受講料】 54,000 円(税込)
【日本FP協会継続教育対象講座】
課目:金融資産運用設計 認定単位数:AFP:4.0/CFP:4.0
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セミナーの特徴
<ボラティリティを重点的に説明します>
元プロトレーダーが実践的トレーディング手法を伝授します。
日経225オプションと先物を活用した投資戦略、 特にボラティリティの性質や、ブラックショールズ式が仮定する日経平均の動きと市場の動きの違いについて、丁寧に説明し、そこから生じるIVの動きの特性、アウトオブザマネー(OTM)のオプションの価格について説明します。
また、ボラティリティのリスク管理において重要なVanna や Volga など高次のグリークスの影響を考慮したトレード手法をお話しします。
- 講師は元プロトレーダーです。
- 本セミナーは「アドバンスト編」なので、基本的な知識や理論の解説は一切行いません。
(ただし、戦略を立てる上での理論的な背景、合理的な理由などは、丁寧にご説明します。) - 最初から最後まで徹底的に投資戦略とリスク管理手法について、エクセルを用いて講義をします。
こんな方におすすめ
- オプションの基本的な知識&経験を持ち、先物のトレーディング経験のある方
- ボラティリティ・サーフェスについて基本的なことから戦略的なトレーディング手法への応用のベースの考え方を知りたい方
- プロのリスクヘッジ手法、相場の状況に応じたポジションの変更を学びたい方
セミナーの紹介
2016~17年の低ボラティリティ期間は過ぎ去り、市場のボラティリティは高くなっています。ある程度ボラティリティの事を知ることはトレーダーの必須条件にもなっていると思います。
今回の「アドバンスト編」では、ボラティリティをトレーディングに生かすことを重視して解説いたします。
オプションはボラティリティの商品ですが、市場のボラティリティの動き方は様々な要因に影響されます。
日経平均の値動き、時間の変化、限月間の関係、そしてもちろん行使価格や現物価格との関係、さらにはボラティリティ・リスクであるベガ、それとともにVolgaやVannaといった高次元のリスク指標とボラティリティ・リスク管理、さらにはIVを日々の値幅との比較、そして今回はオプション価格、基本的にはボラティリティのレベル感をμ(ミュー)というブラックショールズモデルのドリフト項の指数を使って比べる方法などを伝授します。
オプション取引実践戦略については、市場歩動きと、その影響を受けるIVの変化などについて、最近の様々な局面を振り返りながら実例を示して解説する予定ですので、実践的で現時点の市場についてのリスク管理上重要なポイントも把握できる内容になっています。
グリークスは知っていても有効に使えていない方、特にオプション取引においてもっとも重要なボラティリティのリスクについて、理解を深めたいと思っている方、オプション取引の基本は十分理解しているものの、今一つオプション取引を有効に利用できていないと感じている方などは、実践的な戦略を学ぶチャンスです。
講義では、まず導入として、デルタヘッジ、ガンマトレーディングといった基本的な取引手法を簡単に説明し、その後、ボラティリティについて、市場の動きとブラックショールズの仮定との違い、そこから生じるIVのカーブ特性をじっくりと説明し、そのうえで、そういった特性を踏まえた戦略やリスクヘッジをお話します。
(もちろん、戦略を立てる上での理論的な背景、合理的な理由などは、丁寧にご説明いたします)
参加者特典 エクセルシート「リスク管理シミュレーション」
本セミナーでは、講師が実際のトレーディングで使用しているエクセルシートを受講生の皆様へプレゼントします。
これを用いて、日経225オプションと先物(mini)を組み合わせた投資戦略、一部グローバルマクロ系のヘッジファンドでも使用されているトレード手法を伝授します。
エクセルシートの内容は、できるだけ新しい情報(ボラティリティや市場動向)を使うことで、実際市場に参加されている方にとって、より実践的な感覚が持てるようになっています。
もちろんトレード手法だけでなく、トレードで高パフォーマンスを得るために必要不可欠な管理手法もお伝えします。
今回はアドバンスト編ということで、オプションの初歩的な知識や理論の説明は一切ありません。 最初から最後まで、徹底的に投資戦略とリスク管理手法について講義をします。
講師は、金融機関において20年以上、様々なデリバティブ市場でトレーディングの経験を持つ、弊社フェローの猪田義浩がつとめます。
実際にトレーディングをしていて、ポジションの建て方やクローズの仕方、リスク管理についてお悩みを抱えている方、プロのトレーディング手法について知りたい方、毎日アクティブにトレーディングをしている個人投資家の皆様に是非ご参加頂きたいセミナーです。懇親会のご案内(オプション)
セミナー終了後、有志による懇親会を行います(別途参加費を頂きます)。
毎回開催している懇親会は、マーケットの話やトレーディングをする上のお悩み相談、受講生の皆様同士の情報交換、トレーダーをしていた頃の講師の体験談やオフレコ話などで毎回大盛況です。
これを機会に講師や他のトレーダーの皆様と交流を深めて頂ければ幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
実施スケジュール
日 程 | 2019年 4月28日(日) 13:00~17:00(4時間) |
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定 員 |
25名 (先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます) |
会 場 |
シグマベイスキャピタル株式会社 教室 東京都中央区新川 1-3-10 旭ビルディング 5階 |
アクセス |
東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車 3番出口徒歩3分、1番出口徒歩5分 JR京葉線・東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩8分 東京メトロ 半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩8分 詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます) |
備 考 |
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講師
猪田 義浩(いのだ・よしひろ)
- シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
東京理科大学理学部応用数学科卒業。
同年、日本債券信用銀行入行。同行オプションチームにて、為替、株、金利等デリバティブのインターバンク取引に従事。
米国スタンフォード大学統計学科修士課程修了後、証券会社、スワップハウスなどでデリバティブのチーフトレーダーとして長年活躍。
2008年、シグマベイスキャピタル株式会社入社。同社研究開発部主任研究員、特別研究員を歴任。
カリキュラム
- ベーシック
デルタヘッジやガンマについて - ブラックショールズ式の中のボラティリティについて
- ボラティリティを有効に活用するためのノウハウ
・実際の日経平均の動きをボラティリティ中心に分析
・実際の市場の動きとIVについて、スキューネスやカートシスとは
・市場の動きのシミュレーション、ファットテールとは
・ボラティリティ・スキュー:生じる理由やポイント
・スキューの度合いのチェック、把握の仕方
・インプライド・μ(ミュー)によるIVの相対的な高安
・ベガ、ボルガ、バンナとその戦略的な利用
- 現状の相場、市場、ボラティティの分析
・多角的に見たオプション市場と日経平均の動き、ボラティリティと市場の動き
・現状の相場分析とオプション戦略、タイミング、リスクシナリオ
懇親会のご案内
講義終了後、有志で懇親会を行います。ご希望の方は前日までにご連絡ください。
なお、懇親会は別途参加費を頂きますので、予めご了承ください。
- ※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
受講料
54,000 円(税込)
FP資格をお持ちの方へ
お申し込みの際には、備考欄にお持ちの資格(AFP資格/CFP資格)をご記入ください。
種類 | 通学 |
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課目 | 金融資産運用設計 |
認定単位数 | AFP:4.0/CFP:4.0 |
修了条件 | なし |
お申し込み方法
WEB申込
下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
お申し込みになる日程をご確認いただき、ボタンを押してください。
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
セミナー お申込み
4月28日(日) 13:00~17:00日経225OP・先物mini 実践的トレーディング手法 アドバンスト編
お申込みに関する注意事項
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お申込みについて
- 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
- お申込みが定員を大幅に上回る見込みの場合、会場を弊社近隣の貸会議室等に変更させていただきます。予めご了承ください。
- お申込み状況により、中止または延期になる可能性があります。開講前にその旨をご連絡します。中止の場合、受講料をお支払い済みの方にはご返金いたします。
- お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方: 開催が確定次第、受講料の請求書をメールでお送り致しますので、開講日までに全納してください。
※ただし、法人でお支払いの場合は、貴社の「締め・支払い」規程に基づき受講料をお振込頂ければ構いません。お支払予定日をお知らせください。
受講案内について
- 開催が確定次第、その旨をメールにてご連絡いたします。「銀行振込」をご選択の方には、同時に請求書をお送りします。
- 開講日の1週間前頃、「受講案内」をお送りします。開講当日に、ご提示を求める場合があります。
- 「受講案内」発送後のキャンセルはお受けしかねます。予めご了承ください。
お申込みに関するお問合せ
電話番号:03-6222-9841(代)
免責事項
本セミナーにおいて、特定の商品や株式における個別銘柄、業種などの推奨は行なっておりません。したがって、株式や債券等の個別銘柄に関するお問い合わせや、株式市場の方向感、政治情勢に関するコメントなど、株式その他の投資の判断に影響を及ぼすと思われるものについてのお問い合わせに関しまして、一切お受けいたしません。最終的な投資判断はご自身でお願いします。
リスク等について
【株式・債券】
価格変動リスク:株価、債券価格、金利等の変動により、投資元本を割り込むことがあります。また、株式・債券発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込んだり、その全額を失うことがあります。一方、債券によっては、期限前に償還されることがあり、これによって投資元本を割り込むことがあります。
流動性リスク:市場環境の変化、株式・債券発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により売買に支障を来たすなど、換金できないことにより、投資元本を割り込むことがあります。
【信用取引等】
信用取引、外国為替証拠金取引や有価証券関連デリバティブ取引においては、委託した証拠金を担保として、証拠金を上回る多額の取引を行うことがありますので、価格や流動性の変動により生じた損失の額が証拠金の額を上回る(元本超過損が生じる)ことがあります。