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あらゆる出題形式を想定した模擬試験により、自信をもって試験に臨める
【eラーニング】二種外務員(証券外務員二種) 最短合格コース
外務員試験 攻略ガイド
二種外務員・計算問題特訓
板寄せ方式による始値決定プロセス
この問題について
「板寄せ方式による始値決定プロセス」の問題は、二種外務員試験で出題される可能性があり、五肢選択方式(1問:10点)で出題されます。
シグマのeラーニング講座「二種外務員 最短合格コース」では、合否に直結する計算問題の対策に特に力を入れています。
練習問題を豊富に用意しているほか、講義映像も利用することで計算プロセスが完璧に身につくよう、工夫しています。
例題
売買立会の始値決定直前の注文控え(板)が下図のとおりであるとき、始値はいくらになるか?
手順1.「成行優先の原則」を適用します。
成行注文のうち、売呼値/買呼値 15,000株 を対当させる。
⇒ 買呼値 5000株の超過
手順2.「価格優先の原則」を適用します。
残った注文のうち、
成行買い注文 5000株と、最も低い売り注文 495円、5000株を対当させる。
⇒ 過不足なし
手順3.引き続き「価格優先の原則」を適用します。
残った注文のうち、
最も高い買呼値 499円、3000株と、最も低い売呼値 496円、5000株を対当させる。
⇒ 売呼値 2000株の超過
手順4.引き続き「価格優先の原則」を適用します。
残った注文のうち、
最も高い買呼値 498円、5000株と、最も低い売呼値 496円、2000株を対当させる。
⇒ 買呼値 3000株の超過
手順5.引き続き「価格優先の原則」を適用します。
残った注文のうち、
最も高い買呼値 498円、3000株と、最も低い売呼値 497円、2000株を対当させる。
⇒ 買呼値 1000株の超過
手順6.引き続き「価格優先の原則」を適用します。
残った注文のうち、
最も高い買呼値 498円、1000株と、最も低い売呼値 498円、1000株を対当させる。
⇒ 売呼値 2000株の超過
始値が決まりました。
同じ指値の 498円で売呼値と買呼値が対当することになるため、498円が始値に決まります。この問題の答えとなります。
なお、この時点での出来高は 28,000株です。
計算問題を得点源にするために・・・
シグマのeラーニング講座「二種外務員 最短合格コース」の講義映像・テキストの重要箇所や模擬試験を繰り返し繰り返し、反復学習することが大切です。
きっと、類似問題なら絶対に間違わないというレベルに到達して、試験に臨むことができるでしょう。
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