日本の金融理論教育をリードするシグマインベストメントスクール


menu

●日本FP協会 継続教育対象講座● 
金融機関に頼られるシグマだからこそ、証券外務員の最短攻略法がここに!
 【eラーニング】一種外務員 最短合格コース

PR

金融エンジニアリング キーワード解説

修正デュレーション

修正デュレーション(Modified Duration)とは、一定の利回り変化に基づく債券の価格変化「率」の大きさを表す数字である。

利回り価格曲線の接線の傾き(この値については「デュレーション」の項参照)を P' と表すと、一定の利回り変化 Δr に基づく債券価格変化 ΔP は、と近似的に表現できる。このときの価格変化「率」は、変化前の債券価格を P として、

   

と近似的に表現できる。

よって、一定の利回り変化に基づく債券の価格変化率の大きさは、基本的に P'/P という値の大きさで決まる。

ただし、この値は負の値で指標としては使いにくいから、さらに以下のように書き換えて

   

を「修正デュレーション」と呼ぶ。

この値を使えば、債券の価格変化率の大きさは近似的に

   債券の価格変化率-(利回り変化)×修正デュレーション

と表現できることになる。

関連項目
  デュレーション

「金融エンジニアリング キーワード解説」一覧にもどる

著作権・免責事項

  • 「やさしい金融エンジニアリング講座」(以下、本解説集)の文章、図表などの著作権は、シグマベイスキャピタル株式会社に帰属しますので、複製・転載・引用・配布などは一切禁止します。
  • 本解説集の利用により生じた損害はいかなる理由であれ、一切責任を負いかねますので予めご了承下さい。
  • 本解説集は、予告なしに内容が変更・削除等されることがあります。
  • 内容に対するご質問にはお答えすることはできませんので、ご了承下さい。

●日本FP協会 継続教育対象講座●  難しい数式を使わずに、日経225オプション取引の基本がわかる
 【eラーニング】日経225オプション・トレーディング 初級コース

PR