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ストラクチャード・ファイナンス
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ストラクチャード・ファイナンス用語辞典
仕組債ファイナンス
仕組債(Structured Bond)とは、一般的に債券にデリバティブ(金融派生商品)を使って追加のリスクを組み込んだ商品を言います。発行体が好む条件では、投資家が十分に集まらなかったり、投資家が別の条件の投資を望んでいたりする場合もあります。そこで、投資家のニーズに合わせた債券が発行されることになります。デリバティブを組み込むことで、通常の債券のキャッシュフローとは異なるキャッシュフローを持つようにした債券と言うことが出来ます。
仕組債の典型例として、クーポンや償還価額が為替レートや株価に連動したり、債券が満期より早く償還したりするかわりに、通常の債券より利回りが高いものなどがあげられます。
一方、仕組債の発行体は、各種デリバティブを用いて、債券発行によって調達した通貨・金利等を、自分の望む形へと変換します。この意味で、「仕組債=債券+デリバティブ」と表現できます。
仕組債に利用される代表的なデリバティブは、次の通りです。このアレンジメントには、高度な金融技術が必要とされ、金融機関の大きな収益源ともなっています。
- 金利デリバティブ
- 為替デリバティブ
- エクイティ(株式)デリバティブ
- クレジット(信用リスク)デリバティブ
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