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ファイナンスセミナー|Zoomライブ配信

海外プロジェクトファイナンスの管理と不良債権回収の実践(応用編)

【開催日】 2021年 9月 9日(木) 13:00 ~ 16:30
【受講料】 33,000 円(税抜価格 30,000円)

セミナーの特徴

発生から2年目となったコロナ禍は、世界規模で実体経済への甚大な被害を起こしており、多くの開発途上国では、民間投資資金が縮小し、資本市場も乱高下しています。 実際、昨年11月にザンビアのユーロ債がデフォルトしたことは記憶に新しいです。 世界銀行グループの国際金融公社(IFC)では、既存顧客の事業継続、雇用維持などの為に80億ドルの緊急融資枠を設定するなどして対応していますが、将来予測が難しい中で、とりあえず短期の返済繰延で対応することを余儀なくされている融資案件が多いのも事実のようです。 このような状況下、各企業は、様々なクライシス対応ができる組織と人材の確保が不可欠であり、その為に「海外プロジェクトファイナンス案件の管理と不良債権回収」も忘れてはならない分野です。

弊社セミナー「海外プロジェクトファイナンスの実務」受講者、通学制スクール(専門科)「プロジェクトファイナンス実践応用コース」受講者 及び 海外プロジェクトファイナンスや不良債権回収に携わる方を主な対象として、海外プロジェクトファイナンス案件の管理と不良債権回収についての実践型セミナーを基礎編と応用編に分けてお届けします。

いかに精緻に組成されたプロジェクトファイナンス案件でも経済危機・市況変動・政変・非効率経営など様々な理由で問題が発生し、プロジェクトスケジュールの大幅な遅れや事業採算悪化等による債務返済不履行や無配となる可能性があります。 特に開発途上国におけるプロジェクトファイナンス案件はこの様なリスクに常に晒されており、参画する企業は不測の事態に遅滞なく適切に対応することがリスク管理上よりも求められています。
本セミナー応用編では、講師が実際に問題解決に携わった開発途上国での案件をベースに作成した複数のケーススタディーを使って、基礎編で学んだ知識を実践する不良債権回収の疑似体験をします。 不良債権回収業務では、国情や政治経済情勢、スポンサーの取り組み姿勢や体力、関連法制度、労使関係、他ステークホルダーの対応などが異なる様々な状況下でベストな取り組みを行なっていく必要があります。 その為、経験の蓄積が重要であり、その貴重な経験をケーススタディーを通じて受講者に身につけて頂きます。

講師は、大手総合商社で途上国向け輸出金融やPPPを含むプロジェクトファイナンスを数多く手がけ、10年間のニューヨーク駐在中には2億ドル超の鉄道車両納入契約管理業務や不振米国メーカーを買収して経営を経験。 帰国後1997年アジア通貨経済危機により発生した自社の巨額不良債権回収業務で大きな成果をあげる。 そして、世界銀行グループで民間投融資を行う国際金融公社(IFC)の不良債権回収専門部隊である特務局に誘われて転職。 11年間のIFC在職中アフリカ・中近東を中心に数多くの問題案件を解決した実務家です。

こんな方におすすめ

  • 海外プロジェクトファイナンス案件に取り組む金融機関・開発金融機関・総合商社・EPCコントラクター・保険会社・法律事務所・会計事務所・コンサルタント等の方
  • 海外不良債権回収に携わる企業の方
  • 広くプロジェクトファイナンスと不良債権回収について理解を深めたい方
  • 基礎編を受講して得た理解を基に、より実践的なスキルを手に入れたい方

実施スケジュール

日 程
  • 2021年09月09日(木) 13:00 ~ 16:30(3.5時間)
  • 定 員 100名(先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます)
    参加形式 Zoomによるライブ配信(事前登録制)
    備 考
  • ・Zoomをご利用になれる環境をご準備ください。
  • ・開催日の数日前にZoomの招待状をメールでお送りします。
     メール内リンクより事前登録を済ませてください。
  • 講師

    小林 文彦

    小林 文彦(こばやし・ふみひこ)

    シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
    国際開発研究者協会(SRID) 幹事
    名古屋工業大学大学院 非常勤講師

    山梨大学工学部機械工学科卒業。同年、伊藤忠商事入社。 インフラプロジェクト課長、アセットマネジメント室長、プラントプロジェクト部門長補佐等を歴任。 その間、海外のPPP(Public Private Partnerships)を含むインフラプロジェクトに携わる。 10年間ニューヨーク駐在。1998年より不良債権回収業務に従事。2002年 Harvard Business School Advanced Management Program 終了。 2004年国際金融公社(IFC)ワシントン本部に転職。2011年 Harvard Business School Africa Business Conference のPanelistに招聘。 2015年IFCを Chief Special Operations Officer(首席特務担当官)として定年退職。 これまでプロジェクトファイナンスや不良債権回収及び開発援助の講義・講演を国際大学、名古屋工業大学大学院、上智大学、山梨大学、JICA、ECFA等で行う。 PPPに関する外務省国際協力局長主催有識者懇談会に有識者として招聘(2017/4)。 国際開発研究者協会(SRID)代表幹事(2019~2023)、キャリア開発事業講師(sridonline.org)、名古屋工業大学大学院非常勤講師(2016~)。上智大学大学院非常勤講師(2019~2023)。JICA民間連携事業部インハウスコンサルタント(2017~)。 主な論文に「プロジェクトファイナンス実務者から見た新興国PPPインフラ事業促進策」(Infrato、2018/3) がある。

    カリキュラム

    ケーススタディー

    • カリブの製紙工場 - 建設遅延と操業停滞
    • アフリカの鉱山プロジェクト - 政府による接収と仲裁裁判
    • 中米のエビ養殖場 - 運転資金と資産売却

    ※応用編を受講される前に、基礎編を受講されることを強くお勧めします。

    • ※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、予めご了承ください。

    配布資料

    当日配布資料(ダウンロード)

    • ・カリキュラム内容をカバーした資料を配布します。各自ダウンロードしてください。

    参考文献

    • Cross-Border Debt Restructurings: Innovative Approaches for Creditors, Corporates and Sovereigns
      Author and Editor: Esteban C. Bulijevich (Published by Euromoney Books)

    受講料

    33,000 円(税抜価格 30,000円)

    【割引料金のご案内】

    • ・弊社の通学制スクール、専門科コースを修了された方は、定価の1割引で受講できます。該当する方は、申込みフォーム備考欄に受講されたコース名をご入力ください。
    • ・同一法人から2名以上同時にお申込み頂いた場合、1名あたりの受講料が1割引となります。該当する方は、備考欄に同時申込者の氏名をご記入の上、送信してください。
    • ・お支払い方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、決済金額を割引後の金額に変更いたします。

    お申し込み方法

    WEB申込

    下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
    (お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
    送信されますと、弊社より確認メールが届きます。

    セミナー お申込み

    海外PFの管理と不良債権回収の実践(応用編)
    9月9日(木) 13:00 ~ 16:30

    お申込みに関する注意事項

      お申込みについて
    • 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
    • お申込み状況により、中止または延期になる可能性があります。開講前にその旨をご連絡します。中止の場合、受講料をお支払い済みの方にはご返金いたします。
    • お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方: 開催が確定次第、受講料の請求書をメールでお送り致しますので、開講日までに全納してください。
      ※ただし、法人でお支払いの場合は、貴社の「締め・支払い」規程に基づき受講料をお振込頂ければ構いません。お支払予定日をお知らせください。
    • 受講案内について
    • 開催が確定次第、その旨をメールにてご連絡いたします。「銀行振込」をご選択の方には、同時に請求書をお送りします。
    • 開講日の1週間前頃、「受講案内」をお送りします。
    • 「受講案内」発送後のキャンセルはお受けしかねます。予めご了承ください。

    お申込みに関するお問合せ

     電話番号:03-6222-9841(代)