ファイナンスセミナー|Zoomライブ配信
プロジェクトファイナンスの実務
~ PF特有のリスク分析とストラクチャリング ~
【開催日・全2回】 2024年 1月25日(木)、 2月1日(木) 13:30 ~ 16:30
【受講料】 77,000 円(税抜価格 70,000 円)
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セミナーの特徴
日本企業による海外事業における資金調達手段として、プロジェクトファイナンス(PF)の利用が増えてきました。
特に再生可能エネルギー事業では資金調達にプロジェクトファイナンスが頻繁に利用されています。燃料アンモニアや水素の事業でも今後プロジェクトファイナンスの利用が期待されています。
そこで本セミナーでは、海外プロジェクトファイナンスの実務に精通した講師が具体例を多く挙げながらプロジェクトファイナンスについて体系的にかつ分かりやすく説明します。
最近の動向を踏まえつつプロジェクトファイナンスの特徴、組成しやすい事業(資源型、電力型)、邦銀や日本企業動向などを概観したうえで、具体的なリスク分析手法およびストラクチャリングまで幅広くカバーします。
講師は邦銀、政府系金融機関、外銀で各国のプロジェクトファイナンス案件を多数手掛け、『実践プロジェクトファイナンス』および『LNGプロジェクトファイナンス』の著者でもあります。 歯切れのよい分かり易い説明に定評がある、井上 義明 氏が務めます。
本セミナーは、2024年1月開講の第133期専門科「プロジェクトファイナンス実践応用コース」のうち、第1回、第2回講義のみをご受講いただくものです。
こんな方におすすめ
- 海外事業投資全般に携わっている方、ファイナンス面の知見を強化したい方
- 再生可能エネルギー(風力発電、太陽光発電等)や燃料アンモニア・水素事業に携わっている方
- プロジェクトファイナンスに興味のある方、プロジェクトファイナンスに携わっている方、プロジェクトファイナンスの理解を深めたい方
- 海外のファイナンス全般の知見・理解を深めたい方
- 商社、電力・ガス、エネルギー、インフラ、エンジニアリング等の分野の方
- 銀行、生損保、金融機関全般、法律事務所、会計事務所、コンサルタント等の分野の方
実施スケジュール
受講形式 | Zoomによるライブ配信 |
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日 程 |
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定 員 | 100名(先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます) |
申込締切 | 2024年01月21日(日) |
備 考 |
メール内リンクより事前登録を済ませてください。 お届け先に不備のないようご注意ください。 |
講師
井上 義明(いのうえ・よしあき)
- シグマインベストメントスクール 副学長
- シグマベイスキャピタル株式会社 シニアフェロー
- プロジェクトファイナンス研究所 代表
1984年富士銀行(現 みずほ銀行)入行、プロジェクトファイナンス部、ニューヨーク支店融資課課長、ヒューストン支店プロジェクト&エネルギー課課長(米国駐在7年)、プロジェクトファイナンス部部長代理、同参事役。
2005年国際協力銀行プロジェクトファイナンス部参事(出向)。2006年オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行スペシャライズドファイナンス・ジャパン本部本部長。
2017年プロジェクトファイナンス研究所代表。現在同代表として海外プロジェクトファイナンスにつき執筆、講演、研修、コンサルティング、アドバイザリー等に従事。講師歴多数。
英検1級(優良賞)。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。慶応義塾大学福澤諭吉記念文明塾修了。
主な著書・論文
- 『実践プロジェクトファイナンス』(日経BP社、2011)
- 『LNGプロジェクトファイナンス』(金融財政事情研究会、2015)
- 論文:「なぜ交通インフラ事業にプロジェクトファイナンスは難しいのか」(Infrato、2017年4月)
- 論文:「輸出信用機関とプロジェクトファイナンス」(Infrato、2017年7月)
- 連載:インフラ情報サイト「Infrato」に『プロファイバンカーの視座』を連載中。
カリキュラム
第1回 プロジェクトファイナンス概観
1.プロジェクトファイナンス(PF)概観
・はじめに
・PF市場の規模・変遷・近況
・PFとは
・PFの特徴
・PFのライフサイクル
・PFの利用理由
・PF組成しやすい事業(電力型/資源型他)
・PFの沿革
・PFの関係者
2.プロジェクトファイナンスのリスク分析とストラクチャリング
・スポンサーリスク ・完工リスク ・埋蔵量リスク
・原料・燃料調達リスク ・操業リスク
・技術リスク ・販売リスク
・金利・為替リスク ・キャッシュフローリスク
・環境リスク ・災害リスク
・カントリー(政治)リスク
・レンダーの取るリスク、取らないリスク
3.質疑応答
第2回 キャッシュフロー分析、ECA、カントリーリスク
1.プロジェクトファイナンスのキャッシュフロー分析概観
・目的
・分析手法
(DSCR、IRR/NPV、Sensitivity分析、Breakeven分析)
・限界
2.輸出信用機関(ECA)とプロジェクトファイナンス
・輸出金融
・OECDガイドライン
・実例
・ECAとの協働、他
3.カントリーリスクとプロジェクトファイナンス
・戦争・革命事例
・国営企業による契約不履行事例
・収用事例
・為替事例
・対応策、他
3.質疑応答
- ※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
配布資料
当日配布資料
- 事前に郵送でお送りします。
- データファイルでのご提供はありません。
受講料
77,000 円(税抜価格 70,000 円)
【割引料金のご案内】
- ・同一法人から2名以上同時にお申込み頂いた場合、1名あたりの受講料が1割引となります。該当する方は、備考欄に同時申込者の氏名をご記入の上、送信してください。
- ・お支払い方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、決済金額を割引後の金額に変更いたします。
お申し込み方法
WEB申込
下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
セミナー お申込み
海外プロジェクトファイナンスの基礎1月25日(木)、2月1日(木)
お申込みに関する注意事項
-
お申込みについて
- 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
- お申込み状況により、中止または延期になる可能性があります。開講前にその旨をご連絡します。中止の場合、受講料をお支払い済みの方にはご返金いたします。
- お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方: 開催が確定次第、受講料の請求書をメールでお送り致しますので、開講日までに全納してください。
※ただし、法人でお支払いの場合は、貴社の「締め・支払い」規程に基づき受講料をお振込頂ければ構いません。お支払予定日をお知らせください。 - お支払方法「コンビニ前払い」でお申し込みの方: お申込み直後に、受付完了メールとは別に決済代行会社(イプシロン決済
)より「コンビニ決済 お支払い受付番号のご案内」というタイトルのメールが届きます。 迷惑メールに振り分けられていないかご確認ください。
コンビニ決済の有効期限は10日間です。こちらを過ぎた場合はキャンセルとなります。
受講案内について
- 開催が確定次第、その旨をメールにてご連絡いたします。「銀行振込」をご選択の方には、同時に請求書をお送りします。
- 開講日の1週間前頃、「受講案内」をお送りします。
- 「受講案内」発送後のキャンセルはお受けしかねます。予めご了承ください。
お申込みに関するお問合せ
電話番号:03-6222-9841(代)
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