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ざまざまな種類や付与条件に加え、特別な「仕組み」を持つ仕組債についても解説。
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金融エンジニアリング キーワード解説

コーラブル債

コーラブル債とは、発行体の都合で早期償還(期限前償還とも言う)される可能性のある仕組み債のことである。

コーラブル(callable)とは「コール出来る」という意味の言葉であるが、この場合のコールは「発行体が投資家から債券を買い取る」ということを表わしている。従って「満期が10年のコーラブル債に投資したのに3年後に早期償還された」ということも起こりうるので、投資家の立場で考えると投資期間が確定しないというリスクがある(そのリスクを投資家が取る代わりにクーポンが高めに設定されるのだが)。

通常、発行体が早期償還出来るタイミングは債券の利払いに合わせて設定されるが、満期までの間に複数回早期償還のタイミングが設定されているものを特に「マルチ・コーラブル債(multi-callable)」と呼んで区別する場合もある。

「事前に定めた条件を満たすと自動的に早期償還が発生する」ような仕組み債、例えば、TARN(target redemption note)と呼ばれる商品も存在する。これらの商品は条件を満たすと「自動的に」早期償還となるのでコーラブルとは少し異なるが、これらのタイプの商品を(広い意味で)コーラブルと呼ぶ人もいるようである。

関連項目
  TARN

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