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2018年合格目標・アクチュアリー1次試験対策講座|基本コース
生保数理
現在募集中のアクチュアリー試験対策講座情報はコチラ
【開講日・全7回・21時間】 2018年 4月29日(日)~ 11月18日(日)
【講師】 基礎期: 郡司 隆央 / 直前期: 西林 信幸 【受講料】64,800 円(税込)
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講座の特徴
本講座は、初級レベルの知識習得からはじめてアクチュアリー試験・生保数理科目合格を目指す方に最適です。
専門分野と試験対策に精通している講師が、過去問を中心に演習問題を用いながら、合格のためのポイントを解説します。
その際、解法を単に説明するのではなく、教科書や過去問解答集等では知りがたい解法のテクニックやショートカット解法等を紹介していきます。
生保数理の特徴として、以下の点が挙げられます。
- 数学や損保数理のように高度な確率分布を用いた計算などは不要であるため、初学者でも比較的取り組みやすい内容と言える。
- しかしながら、教科書は上下巻で660ページ程度とかなりのボリュームがあり、すべてを学習しようとすると非常に時間がかかるし、合格のためにマスターする必要のある公式も非常に多い。
- また、教科書の章末問題と過去問を合わせると膨大な数に上るため、合格するためにはどこまで学習すれば良いか、(特に初学者には)判断がつきにくい。
上記の生保数理の特徴を踏まえ、本講座では以下の方針で講義を進めます。
- 直近15年程度の過去問を分析して分野・難易度別に整理した分類表を配布します。
- 上記の分類表を元に、出題頻度が高い分野を中心に、特に学習効果の高い問題を取り上げます。また、受講生の理解が容易になるように、取り上げる順番にも配慮します。
- 問題の解説に当たっては、問題の概要・背景、教科書の該当箇所の重要な点の説明、必要な公式の説明、解法の説明の順に進めていきます。
- 使用頻度が高い公式については、意味や導き方を含めて解説※1し、受講生が自由に応用できるレベルまで理解度を引き上げます。
- 講義で取り上げなかった問題については、自学自習で取り組む問題の選択に役立つように、難易度や特徴などについて特記事項があればコメントを加えます。
- 各回で取り上げる問題やトピックスは、事前に指定します。受講者からの質問や要望も講義終了時に受け付け、講義内容に反映させます。
※1 解説の例
① 計算基数(Dx,Cx,Nx,Mx)の意味を理解すると導出が容易になる公式
② 図解によって理解が容易になり、結果として自分で導出することも容易になる公式
③ 連続払いの場合の公式:教科書では年k回払いの場合でk→∞としたときの極限として導いているケースが圧倒的に多いですが、この方法は計算が大変なため、公式を忘れてしまったときに簡単に導くことができません。
本講義では微分積分を使った導き方を解説することにより公式を直感的に理解していただき、結果として記憶や導出も簡単にできるようにします。
対象者
- アクチュアリー1次試験「生保数理」科目初級レベルの知識習得からはじめて、アクチュアリー試験合格を目指す方。
- 試験問題に特有の解法テクニックや、過去問の傾向を習得したい方。
- 時間を必ず確保して効率的&効果的に勉強したい方。
- わからないところや学習方法を講師に直接質問したい方。
日程および会場
日 程 |
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定 員 | 25名(先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます) |
会 場 |
シグマベイスキャピタル株式会社 教室 東京都中央区新川 1-3-10 旭ビルディング 5階 |
アクセス |
東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅 3番出口徒歩3分、1番出口徒歩5分 JR京葉線、東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩8分 東京メトロ 半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩8分 詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます) |
備 考 |
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講師
<基礎期>郡司 隆央(ぐんじ・たかお)
- EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社
- 日本アクチュアリー会正会員
東京大学理学部数学科卒業。
日産火災(現損害保険ジャパン日本興亜)、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命、ミリマン、新日本有限責任監査法人を経て、現在EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社に所属。
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社では、損害保険会社や少額短期保険業者に対し、決算監査、保険計理人業務、各種アドバイザリー業務を提供。
主な研究活動
- 損保数理ロスモデル研究会のメンバーとして、書籍「統計データの数理モデルへの適用」(原書:Loss Models From Data to Decisions)を翻訳。
- 研究ノート「順序統計量(パーセンタイル点)の観測値と理論値との間の誤差について」(共著)をアクチュアリージャーナル83号に掲載
<直前期>
西林 信幸(にしばやし・のぶゆき)
- シグマベイスキャピタル株式会社 フェロー
- ソニーフィナンシャルグループ株式会社 総合リスク管理部 ゼネラルマネジャー
- 日本アクチュアリー会正会員
- 日本アクチュアリー会 アクチュアリー講座講師(生保数理担当)
大阪大学大学院 理学研究科博士課程(前期)数学専攻修了。理学修士。
日本生命、ニッセイ基礎研究所、かんぽ生命、トーマツ、アクサダイレクト生命、新日本有限責任監査法人、ジェネラル・リインシュアランス・エイジイ、イオン・アリアンツ生命保険を経て現職。
主な著書
- 『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 生保数理』(共著、東京図書、2018)
カリキュラム
<基礎期>
- 生保数理の全体像の説明
- 基本となる記号、計算基数の説明
- 純保険料、営業保険料の定義、考え方、計算公式など
-
問題演習:事前に指定する過去問を通して解法テクニックを解説します。範囲は概ね以下のとおりです。
① 死力に関連した問題
死力が一定、死力が1/(a-x)の形、tpx×μx+tが算式で与えられているパターンなど、死力の問題は頻出で様々なパターンがあるため、代表的なパターンを網羅して解説します。
② 定常状態に関連した問題 生命関数が一次関数で与えられているとき、定常状態に達した集団の平均年齢を求める問題など。
- 責任準備金の定義、考え方、計算公式など
- 連生の定義、考え方、計算公式など
-
問題演習:事前に指定する過去問を通して解法テクニックを解説します。範囲は概ね以下のとおりです。
① チルメル式責任準備金に関する問題
チルメル式責準に関する情報からチルメル割合αを求める問題など、代表的なパターンを網羅します。
② 連生に関する問題
連生の問題は、単に保険料や責任準備金を算出する基本問題から、複雑な給付条件が与えられている場合など様々なパターンがありますので、幅広く取り上げる予定です。
- 多重脱退の定義、考え方、計算公式など
- 就業不能保障保険の定義、考え方、計算公式など
-
問題演習:事前に指定する過去問を通して解法テクニックを解説します。範囲は概ね以下のとおりです。
① 多重脱退に関する問題
2重脱退、3重脱退、中央脱退率、絶対脱退率など、多重脱退に関する問題の代表的なパターンを網羅して解説します。
② 就業不能保障保険に関する問題
就業不能は記号が複雑でわかりにくいですが、前半で解説した事項を元に、各種の脱退率を求める問題、責任準備金を求める問題など、様々なパターンの問題を解説します。
- 過去3回の講義で取り上げた問題以外で重要な問題を全般的に解説します。
-
問題演習:事前に指定する過去問を通して解法テクニックを解説します。範囲は概ね以下のとおりです。
① 死亡保険金に関する条件から保険料を求める問題
死亡保険金として以下のいずれかを支払う保険の営業保険料を求めさせる問題が頻出ですので、代表的なパターンを解説します。
a. 既払込保険料の一定割合、b. 責任準備金(平準式、チルメル式)、c. 責任準備金+定額、など
② その他のテーマ
基礎率の変更、払済保険、延長保険、ティーレの微分方程式など
<直前期>
- 生保数理の過去問と同レベルに設定した問題(シグマ・オリジナル生保数理問題を含む)を事前に配布し、受講生に事前に解いておいていただきます。
- 直前期の講義であるため、出題分野は試験範囲全体とします。
- 講義では問題の解答例を配布し、重要なポイントについて解説を行います。
- また、事前に配布した過去問分類表を用いて、今回取り上げた問題と同分野の類似問題または発展問題について紹介し、受講生がその後の勉強を効率的に進められるように配慮します。
- 第5回と同様に、生保数理の過去問と同レベルに設定した問題(オリジナル問題を含む)を事前に配布し、受講生に事前に解いておいていただきます。
- 直前期の講義であるため、出題分野は試験範囲全体とします。
- 講義では問題の解答例を配布し、重要なポイントについて解説を行います。
- また、事前に配布した過去問分類表を用いて、今回取り上げた問題と同分野の類似問題または発展問題について紹介し、受講生がその後の勉強を効率的に進められるように配慮します。
- 第5回、第6回の問題演習の結果を踏まえ、出題可能性の高い分野で理解が不十分と思われる個所について再度解説を行います。解説に当たっては、受講生の反応を見ながら、必要に応じて理解を深めるための追加的な説明を行います。
- 取り上げる項目については、第5回、第6回の講義の後に受講生からアンケート等により募った意見も参考に決定します。
- 最後に、合格に達するために必要な知識・テクニックを総まとめするという観点から、重要な点について解説を行います。
※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ワークブック
テキスト
本講義で用いる書籍です。各回の講義時に持参してください。
- 二見隆(著)『生命保険数学(上・下巻)』(日本アクチュアリー会)
-
平成23年度~平成29年度の過去問
日本アクチュアリー会がウェブサイトに掲載している過去問解答集の問題文や解答例を各自印刷の上、ご持参ください。
受講料
64,800 円(税込)
※各種割引制度がご利用いただけます。 詳しくは 「お得な割引制度のご案内」 をご覧ください。
お申し込み
WEB申込
下記申し込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
講座 お申し込み
アクチュアリー1次試験対策講座基本コース 生保数理
お申し込みに関する注意事項
- 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
- お申込みが定員を大幅に上回る見込みの場合、会場を弊社(日本橋茅場町)近隣の貸会議室等に変更させていただきます。予めご了承ください。
- お申込み状況により、延期または中止になる可能性があります。開講前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。受講料をお支払い済みの方には、受講料を返金いたします。
-
お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、受講料の請求書をお送り致しますので、所定の金額を全納してください。
※原則、実施日までにお振込をお願い致します。ただし、法人でお支払いの場合は、御社の「締め・支払い」規程に基づき、受講料をお振込頂ければ構いません。 - 講座の開催確定後、その旨のご連絡と併せ「受講証」「請求書」をメールにてお送りします。
- 開講日の1週間前頃、「受講案内」をお送りします。それ以降のキャンセルはお受け致しかねます。予めご了承ください。
- 講座当日は、各自「受講案内」をご持参のうえ、お越しください。
- 欠席フォローについて
講義の進捗にあわせた映像がございますので、都合で出席できなかった方には無料で2回までお貸出しいたします。映像はコピーガード付きUSBメモリーに入れてお渡しします。 ただし、映像学習はあくまで次善的手段としての位置付けです。画像・音声の質は保証致しかねますので、極力講義へのご出席をお願いいたします。 また、お貸ししたUSBメモリーは原則、2週間ぐらいまでに返却して頂きます。
なお、コピーガード付きUSBメモリーの仕様により、Windowsパソコンのみのサービスとなります。
(土日・祝日を除く 9:00~17:30)
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お得な割引制度のご案内
本講座では、下記の割引制度をご用意しています。
その1:複数科目割引
アクチュアリー1次試験対策講座科目を複数同時に受講される場合は、10%割引となります。
その2:専門科修了生割引
シグマインベストメントスクール「専門科」を修了された方が受講される場合は、10%割引 となります。
その3:アクチュアリー/統計検定®/証券アナリスト講座 受講者割引
過去1年間に弊社が開催した「アクチュアリー1次試験対策講座」「統計検定®対策講座」「証券アナリスト1次対策講座」を受講された方は、10%割引となります。
その4:法人団体受講割引
法人のお客様からのお申し込みで、同一法人より2名以上同時派遣される場合、1名あたりの受講料を 10%割引 とさせていただきます。
その5:学生割引
学生のお客様からのお申し込み場合は、初回講義時にその時点で有効な学生証を提示していただくことで、50%割引 となります。
【ご利用にあたって】
- ・上記割引制度の併用はできません。
- ・ご希望の割引制度および複数受講された講座名やこれまでに受講された講座名などの、割引に該当する条件をお申込みフォームの備考欄にご記入ください。
- ・お支払い方法を「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、差額分を返金いたします。