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- 1次 数学(確率・統計・モデリング)科目
2017年合格目標・アクチュアリー1次試験対策講座
[7]夏・基本コース
[7-A]数学(確率・統計・モデリング)
『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 数学』からはじめます
【開催日・全6回・30時間】 2017年 7月 23日(日) ~ 11月5日(日)
<基礎期>2017年 7月 23日 ~ 8月 27日
<直前期>2017年 9月 17日 ~ 11月5日
【講師】野村俊一
【受講料】 97,200 円(税込) 学割:48,600 円(税込)
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講座の特徴
「数学(確率・統計・モデリング)」講座は、『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 数学』(東京図書)に収載されている中級レベルの知識の習得からはじめてアクチュアリー試験・数学科目合格を目指す方に最適です。 また、年金数理人能力判定試験・基礎数理Ⅰ科目の確率統計モデリング内容については、「最上級+α」レベルまでをカバーします。
- 専門分野と試験対策に精通している講師が、過去問をはじめとする演習問題を用いながら、合格のためのポイントを解説します。 その際、解法を単に説明するのではなく、教科書や過去問解答集等では知りがたい解法テクニックやショートカット解法等を中心に紹介していきます。
- 数学科目は試験の対象範囲がきわめて広範であり、求められる数学的な計算処理能力も非常に高いため、多忙な社会人の場合は特に、学習ステップを効率的に計画し、的を絞って学習しないと対処できません。 講義では、教科書や過去問解答集等では知りがたい、試験問題に特有の解法テクニックを紹介するとともに、過去問の傾向からして習得すべきと考えられる手法に的を絞って解説します。
- 講義は、基礎期、直前期の2期に分け、基礎期はインプット中心で中級レベルの解説講義と過去問題演習を行い、直前期はアウトプット中心でオリジナル問題(2時間分)の演習、模試(3時間)、模試解説、直前総まとめ講義を行います。
- 各回で取り上げる問題やトピックスは、事前に指定します。受講者からの質問や要望も講義終了時に受け付け、講義内容に反映させます。
受講対象者
- 『アクチュアリー試験合格へのストラテジー 数学』(東京図書)に収載されている 初中級レベルの問題演習について、問題文の意味はよくわかり、解答例を見ればその解法も一通り理解できるレベルには到達している方。
- 数学(確率統計モデリング)の試験問題に特有の解法テクニックや、過去問の傾向を習得したい方。
実施スケジュール
日 程 |
※全6回 ※開始時刻の30分前より、入場できます。
<直前期> 春・基本コース・数学<直前期:講師 野村俊一>クラスに合流 |
---|---|
定 員 |
30名 (先着順。定員を超えた場合、お申込順で締め切らせて頂きます) |
会 場 |
シグマベイスキャピタル株式会社 教室 東京都中央区日本橋茅場町2-9-8 茅場町第2平和ビル 3階 |
アクセス |
【シグマベイスキャピタル株式会社 教室】 東京メトロ 東西線・日比谷線「茅場町」駅下車 2番出口より徒歩1分 東京メトロ 日比谷線「八丁堀」駅 徒歩4分 東京メトロ 銀座線・東西線、都営地下鉄 浅草線「日本橋」駅 徒歩8分 詳しい地図はこちら(新しいウィンドウが開きます) |
講師
野村 俊一
統計数理研究所 データ科学研究系 助教
日本アクチュアリー会正会員
4年で1次試験・2次試験全科目に合格し、理事長賞受賞(2010年)
損保数理、年金数理 平成19年度試験 成績優秀賞受賞(2008年)
慶応義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 研究員
弊社 データサイエンスワークショップ/チュートリアル講師
弊社 アクチュアリー講座 数学科目講師
所属学会:日本統計学会、日本行動計量学会、日本地震学会、日本地球惑星科学連合、日本オペレーションズ・リサーチ学会、日本保険・年金リスク学会
2005年東京大学工学部卒業。2007年東京大学情報理工学系研究科 修士課程 修了。2012年総合研究大学院大学複合科学研究科 博士課程 修了(博士(統計科学)
「Stochastic Models and Forecast for Recurrent Earthquakes」)。株式会社 損害保険ジャパン、
東京工業大学大学院 情報理工学院 数理・計算科学系 助教を経て現職。
主な著書・論文
- 統計学One Point 2「カルマンフィルタ:Rを使った時系列予測と状態空間モデル―」(共立出版、2016)
- 「活断層で繰り返される地震の点過程モデルとその長期確率予測」(統計数理 第63巻 第1号、2015年6月)
- “Space-time model for repeating earthquakes and analysis of recurrence intervals on the San Andreas Fault near Parkfield, California(with Ogata, Y. and Nadeau, R.M.)”(Journal of Geophysical Research, Vol.119, Issue9, September 2014)
カリキュラム
<直前期>
第1回
(前半) 確率論&問題演習(1):確率・数学基礎(3時間)
- 重要計算公式の提示
基礎理論解説の前に、確率基礎分野の過去問解答で頻繁に用いる重要計算公式の提示。今回の学習目標になる。 - 過去問演習、重要ポイント、計算/解法テクニックごとの解説と補足説明
確率基礎分野の問題を通して過去問解答集には載っていない計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法を解説。
紹介した計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法ごとに補足解説を行う。
各テクニックを支える理論の基礎事項も解説。 - 全体像と基礎事項の補足
確率基礎分野の問題が解けるようになるには何を学習すればよいかを整理し、いくつかの基礎事項をまとめて講義。 - 確率応用問題特有の解法テクニックの解説
重複順列と重複組み合わせ、2項/多項定理(展開)、指数・対数、微積分、級数、テイラー展開、漸化式の楽な計算方法、確率分布の作り方、多項分布、順序統計量の解法のコツなどを解説。
(一部のテクニックは第3回以降の講義で扱う)
第1回
(後半) 確率論&問題演習(2):確率分布(3時間)
- 重要計算公式の提示
基礎理論解説の前に、確率分布分野の過去問解答で頻繁に用いる重要計算公式の提示。今回の学習目標になる。 - 過去問演習、重要ポイント、計算/解法テクニックごとの解説と補足説明
確率分布分野の問題を通して過去問解答集には載っていない計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法を解説。
紹介した計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法ごとに補足解説を行う。
各テクニックを支える理論の基礎事項も解説。 - 全体像と基礎事項の補足
確率基礎分野の問題が解けるようになるには何を学習すればよいかを整理し、いくつかの基礎事項をまとめて講義。 - 習得しておくべき手法と応用問題特有の解法テクニック
部分積分、置換積分、重積分法、一様分布、中心極限定理、様々な母関数(積率母関数、確率母関数など)、分布どうしの関係性、条件付期待値/分散の利用などからの出題の楽な解き方を解説。
(一部のテクニックは第3回以降の講義で扱う)
第2回
(前半) 統計学&問題演習(1):標本分布論、推測統計(3時間)
- 重要計算公式の提示
基礎理論解説の前に、標本分布論、推測統計分野の過去問解答で頻繁に用いる重要計算公式の提示。今回の学習目標になる。 - 過去問演習、重要ポイント、計算/解法テクニックごとの解説と補足説明
標本分布論、推測統計分野の問題を通して過去問解答集には載っていない計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法を解説。
紹介した計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法ごとに補足解説を行う。
各テクニックを支える理論の基礎事項も解説。 - 全体像と基礎事項の補足
標本分布論、推測統計分野の問題が解けるようになるには何を学習すればよいかを整理し、いくつかの基礎事項をまとめて講義。 - 習得しておくべき手法と応用問題特有の解法テクニック
点推定量、区間推定、仮説検定、検出力、最小2乗推定量とBLUE(最良線形不偏推定量)、最尤法、ベイズなどからの出題の楽な解き方を解説。
第2回
(後半) 統計学&問題演習(2):回帰分析、カイ2乗検定、分散分析(3時間)
- 重要計算公式の提示
基礎理論解説の前に、回帰分析、カイ2乗検定、分散分析分野の過去問解答で頻繁に用いる重要計算公式の提示。今回の学習目標になる。 - 過去問演習、重要ポイント、計算/解法テクニックごとの解説と補足説明
回帰分析、カイ2乗検定、分散分析分野の問題を通して過去問解答集には載っていない計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法を解説。
紹介した計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法ごとに補足解説。
各テクニックを支える理論の基礎事項も解説。 - 全体像と基礎事項の補足
回帰分析、カイ2乗検定、分散分析分野の問題が解けるようになるには何を学習すればよいかを整理し、いくつかの基礎事項をまとめて講義。 - 習得しておくべき手法と応用問題特有の解法テクニック
線形代数、線形重回帰、非線形回帰などからの出題の楽な解き方を解説。
第3回
(前半) モデリング&問題演習(1):確率過程(3時間)
- 重要計算公式の提示
基礎理論解説の前に、確率過程分野の過去問解答で頻繁に用いる重要計算公式の提示。今回の学習目標になる。 - 過去問演習、重要ポイント、計算/解法テクニックごとの解説と補足説明
確率過程分野の問題を通して過去問解答集には載っていない計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法を解説。
紹介した計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法ごとに補足解説を行う。
各テクニックを支える理論の基礎事項も解説。 - 全体像と基礎事項の補足
確率過程分野の問題が解けるようになるには何を学習すればよいかを整理し、いくつかの基礎事項をまとめて講義。 - 習得しておくべき手法と応用問題特有の解法テクニック
マルコフ連鎖、ポアソン過程、ブラウン運動、ランダムウォーク、マルチンゲールからの出題の楽な解き方などを解説。
(一部のテクニックは第4回以降の講義で扱う)
第3回
(後半) モデリング&問題演習(2):シミュレーション(3時間)
- 重要計算公式の提示
基礎理論解説の前に、シミュレーション分野の過去問解答で頻繁に用いる重要計算公式の提示。今回の学習目標になる。 - 過去問演習、重要ポイント、計算/解法テクニックごとの解説と補足説明
シミュレーション分野の問題を通して過去問解答集には載っていない計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法を解説。
紹介した計算テクニック、重要ポイント、解法テクニック、ショートカット解法ごとに補足解説を行う。
各テクニックを支える理論の基礎事項も解説。 - 全体像と基礎事項の補足
シミュレーション分野の問題が解けるようになるには何を学習すればよいかを整理し、いくつかの基礎事項をまとめて講義。 - 習得しておくべき手法と応用問題特有の解法テクニック
AR(2)やMA(2)で定常性、反転可能性、識別可能性の条件や平均、自己共分散、自己相関係数の求め方、逆関数法、合成法、棄却法、負の相関法からの出題の楽な解き方などを解説。
<直前期>
第4回 オリジナル問題(4時間分)演習&補足解説(3時間)
- 事前に「オリジナル問題(4時間)」にチャレンジ
事前配布(発送)された、年金数理人会・能力判定試験・基礎数理Iレベル程度のシグマ・オリジナル問題(4時間分の短答式と計算過程等の記述式の問題)に受講前にチャレンジ。 - 「オリジナル問題(4時間)」解説
「オリジナル問題(4時間)」の解法テクニック、ショートカット解法、計算テクニックを確認した上で、ポイントごとに補足と解説。
第5回 数学模試(3時間)
- レベル設定=アクチュアリー数学過去問レベル
- 短答式と計算過程等の記述式
- 担当講師が採点して、次回講義で解答例とともに返却
第6回 模擬試験解説 & 直前総まとめ講義(6時間)
- 模擬試験問題の解法テクニック、ショートカット解法、計算テクニックを確認した上で、ポイントごとに補足と解説。
- 出題可能性の高い論点についてチェックした後、合格答案に達するための知識・テクニックを確認。
※カリキュラム内容は一部変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
参考書籍
受講前に読まれたい参考書籍を紹介します。
- アクチュアリー受験研究会代表MAH (著), 藤田 岳彦 (監修), 岩沢 宏和 (企画協力)
『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学』東京図書 - 岩沢宏和著『分布からはじめる確率・統計入門』東京図書
本講座で用いる参考書籍<各自持参推奨>を紹介します。
各回の講義で持参されることを推奨します。
- アクチュアリー受験研究会代表MAH (著), 藤田 岳彦 (監修), 岩沢 宏和 (企画協力)
『アクチュアリー試験 合格へのストラテジー 数学』東京図書 - 松原望著『統計学入門/基礎統計学』東京大学出版会
- 『モデリング』日本アクチュアリー会
- 岩沢宏和著『分布からはじめる確率・統計入門』東京図書
電卓について
本講座においては、試験で認められてる電卓を各自ご持参下さい。
持ち込み可能な電卓については、2017年本試験申込み後、受験者に連絡される「受験者心得」を必ずご確認ください。
ご参考までに、従来の規定(2017年規定は不明)を以下に記します。
- 電源内蔵式で四則演算、平方根(√ )演算、数値のメモリーのみを有するもの。
【いわゆる関数電卓の使用は認めない。また紙に記録する機能、音(音階、音声等)を発する機能、プログラムの入力機能等を有するものの使用は認めない。】 - 数値を表示する機能が概ね水平であるもの。
- 外形寸法が概ね次の大きさを超えないもの。【18cm×26cm×高さ10cm】
関連講座
- アクチュアリー1次試験対策講座 夏・短期集中web/教室 数学(確率・統計・モデリング)科目
- 「アクチュアリー夏講座 基本・全科目/総合パック」
- 「アクチュアリー夏講座 短期集中/web・2科目パック」
- 「アクチュアリー夏講座 数学セット」
関連セミナーワークショップ
- リスク管理WS by 森本祐司<保険ERM実務とExcel実装2>「期待現在価値からリスクマージン、オプション評価基礎まで」
- リスク管理WS by 森本祐司<保険ERM実務とExcel実装3>「Hull-White model実装からエンベディッド・バリューまで」
- リスク管理WS by 安岡孝司「Hull-White modelとクレジットエキスポージャ評価の最前線:実測度PFE計算まで」
- RデータサイエンスWS by 野村俊一「Rからはじめる一般化線形モデルGLM(損保数理過去問演習)」
- RデータサイエンスWS by 野村俊一「Rからはじめる『カルマンフィルター』の実装」
- RデータサイエンスWS by 野村俊一「<Rでアクチュアリー数理>2日間総合パック」
- PythonクオンツWS with BTMUデリバティブ/クオンツ「<実践Python金融工学1>イールドカーブ実装とマルチカーブプライシング」
- PythonクオンツWS with BTMUデリバティブ/クオンツ「<実践Python金融工学2>スマイルモデル(SABR、Shifted SABR)実装とマイナス金利対応」
- PythonクオンツWS with BTMUデリバティブ/クオンツ「<実践Python金融工学3>LIBOR marketモデルのcalibrationとMC法によるエキゾチックデリバティブ評価」
- PythonクオンツWS with BTMUデリバティブ/クオンツ「<実践Python金融工学>3日間総合パック」
- クオンツWS by 村上秀記「【秋・金融工学入門1】確率論入門の入門」
受講料
97,200 円(税込) 学割:48,600 円(税込)
【割引料金のご案内】
-
「コース別パック/科目別セット/完全パック割引」「複数科目受講割引(2割引)」「専門科修了生割引(2割引)」「アクチュアリー/統計検定/証券アナリスト講座 受講者割引(2割引)」「団体受講割引(2割引)」「学生割引(5割引)」があります。
詳しくは こちらのページの「お得な割引制度のご案内」 をご覧ください。 - お支払い方法「クレジットカード」でお申し込みの方には、割引条件を満たすことを弊社が確認した後、差額分を返金いたします。
お申し込み方法
WEB申込
下記申込みフォームに必要事項を入力し、送信してください。
(お申し込みボタンを押すと、新しいウィンドウまたはタブが開きます。)
送信されますと、弊社より確認メールが届きます。
セミナー お申込み
夏・基本コース数学(確率・統計・モデリング)
お申込み
お申込みに関する注意事項
- 定員になり次第、受け付けを終了いたします。
- お申込みが定員を大幅に上回る見込みの場合、会場を弊社(日本橋茅場町)近隣の貸会議室等に変更させていただきます。予めご了承ください。
- お申込み状況により、延期または中止になる可能性があります。
開講前に中止の旨をご連絡しますので、ご了承ください。
受講料をお支払い済みの方には、受講料を返金いたします。 - お支払方法「銀行振込」でお申し込みの方には、開催確定後、受講料の請求書をお送り致しますので、所定の金額を全納してください。
※原則、実施日までにお振込をお願い致します。ただし、法人でお支払いの場合は、御社の「締め・支払い」規程に基づき、受講料をお振込頂ければ構いません。 - セミナーの開催確定後、その旨のご連絡と併せ「受講証」「請求書」をメールにてお送りします。
- セミナー当日は、各自「受講証」を印刷の上ご持参ください。
お申込みに関するお問合せ
電話番号:03-3665-8191